ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

鮫川焼却炉問題連絡会結成!

2013-01-11 20:01:08 | 活動報告
1月6日(日)

焼却炉を懸念する地域の人たちが集結し、連絡会ができました!
鮫川村、塙町、いわき市、北茨城市、高萩市ほかから30名以上が集まりその後も一人、また一人と増えています。12月25日の村内初の住民説明会で、「建設計画を全く知らなかった」「こんな一方的なやり方はおかしい」との声が予想以上にありました。これには村長も驚いていたようです。
当然でしょう、建設場所からわずか200mに民家があり、幼い子供も赤ちゃんもいるご家庭だって少なくないのですから。村長だって、ご自宅隣には造らないでしょう?村のはずれの山奥なら、人家も少ないからいいだろうとお考えになったのではありませんか?
全会一致で建設に賛成した議員さん方は、先日の説明会での反対意見をどう思いましたか?議員は「監視役」になるとのことですが、どのような「監視」を行うのか、計画書の提出を求めたいと思います。

さて、この日立ち上げたばかりの連絡会は熱い議論が交わされました。
北茨城市からは畜産農家の方々が、いわき市からは若いお母さんや金曜日デモをやっている若者達、それから飛び入りで、なんと以前に福島第二原発で焼却炉を担当されていた技術者の男性がご参加下さり、専門的なお話を伺うことが出来ました。

今回鮫川村に設置される焼却炉の図面を見た彼は一言。

「これは漫画だ」

そう。梶山先生の仰った通りですね。

そして、稲わら等を分別する「前処理施設」の建屋をこう表現しました。

「ほっ立て小屋」

巨大な原発施設で働いていた彼にしてみると、オモチャにしか見えなかったのでしょう。
私たちにでさえそう見えるんですから。

そして、こう付け加えました。

こんなちゃちなシステムは1年も経たないうちにぶっ壊れる。間違いない

ははあ~。どうしましょう。
万一にも爆発や火災なんか起こした場合、風の強い山頂ですからエライことになります。


横道に逸れてしまいましたが、
今後できること・やりたいことを皆で出し合い、その結果

①署名活動
②各市町での環境省の説明会申し入れ
③環境省への申し入れ

等、を行うことになりました。
というわけで環境省さん、近くお伺い致しますのでお忙しいとは存じますがお時間頂きますようお願いします。(逃げないでね。)



1月7日の現場の様子。セメント固化施設が建っていました。

森さんのフェイスブックにその後の写真が収められています。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.540876189257213.128881.100000045114084&type=1

















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