折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

配当金に見る景気回復の手ごたえ

2013-12-12 | 日常生活
ついこの間、師走に入ったと思ったら、あっという間に十数日が過ぎてしまった。

12月の楽しみと言えば、会社に勤めていた頃は何と言ってもボーナスだったが、全く縁がなくなってしまった今は、保有株各社から送られてくる「中間配当金」が唯一の楽しみである。

株と言っても、そんなに多くの銘柄を保有している訳ではない。

元勤めていた会社の株式が中心で、その他各業界の代表的な銘柄をセレクトして「配当」目的の長期保有である。

従って、金額としては、ボーナスと比べるべくもないが、年金以外の唯一の収入源である。

しかし、この配当金もこれまでは、長引くデフレと景気の低迷で、減配、無配などを余儀なくされる企業もあり、手取り額が年々減少するなど、景気の悪さを身にしみて味わってきた。

今回出揃った各社の中間配当金の状況を見ると、これまでの悪い流れにようやく歯止めがかかったようである。

というのは、所有銘柄の中で、減配、無配の会社がなくなり、その 約6割弱 が、金額の多い少ないは別として今期増配という結果で、手取り配当金総額が 約25% も増えるという「嬉しい誤算」となったのである。

この結果は、小生が思っていた以上に企業の業績と景気が回復していることを実感させたくれた。

事実、同封されている企業の営業報告書からも、そのことがうかがわれれる。

しかし、そういう実感がある反面、来年に待ち構えている消費増税が、この景気回復にどんな影響を及ぼすのか、今の景気回復が、消費増税前の「駆け込み需要」と言う一過性の要因によるものでないことを、願わずにはいられない。

保有株の「減配」、「無配」といった『悪夢』は、もう見たくないから・・・・・。

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