我が家から徒歩10分の場所にある梅園。 今、早咲きの梅の花『白加賀』が3分咲きとなっている。
幼なじみのKくんから、
『君の家の近くだと思うんだけど、今日の新聞に早咲きの梅が咲き始めたという記事が写真付きで載っていたよ。念のため、お知らせまで』
と言う連絡をもらったのは、先週の金曜日の夜のこと。
週末は、わが家族大集合で取り紛れてしまい、また、週初は初雪が降ったりして、件の梅林の様子を見に行くのが遅れてしまった。
そこで、散歩がてらに、ふらっと行って見た。
『どう、いい写真撮れた』
といきなり声を掛けられて、振り向くと小生よりもやや歳上と思われる男の人がカメラを片手にニコニコしながら近づいてきた。
『友達から、この梅林のことが新聞に載ってるから見に行ったら』と電話をもらったので、見に来たんですが、全体ではまだ一分咲きぐらいなんですね』と小生。
『その新聞に梅の木と一緒に写っていたのが、自分なんだよ。丁度この枝の辺りで写真を撮ったのよ』とその男の人。
『えェ、そうなんですか』
まさか新聞記事に関わりのある人に出会うなんて、この「ウソのようでホント」の話には、ただ、ただ、びっくりの小生。
12月28日付毎日新聞の記事。(左)写真の人が今回偶然に出会った人。1・5ヘクタールの中に、約250本の梅の木が植えられている。(写真右)
聞いて見ると、すぐ近くに住んでいて、毎日のようにカメラを持ってこの梅園にやって来るとのこと。
新聞社の記者が取材に来た時も、たまたまそこに居合わせたとのこと。
そして、しばし、その新聞記事にまつわる話と大のカメラ好きだと言う、彼のカメラの自慢話に付き合うことに。
この日は、先日降った雪がところどころ消えずに残っていて、その雪の白と梅の花の色と青空との色のコントラストが絶妙で、これをテーマに何枚か写真を撮った。
紅梅は3分咲き。青空に映えて美しい。
彼の人曰く。
『あと1週間もすれば、見頃になる、その頃にまた来るといいよ』
確かに、250本余の梅の花が満開になれば、さぞ、見応えがあることだろう、近所でもあるので、その頃、もう一度来てみようと思った次第である。
万歩計を見ると、1月は歩く歩数も、歩いた距離も11月、12月に比べ大幅に減少した。言って見れば、1月は『巣ごもり』状態だったと言えよう。(それはそれで、読書をしたり、音楽を聴いたりと有意義であったが・・・。)
もう2月、今回の梅園散策は、そろそろ『巣穴』から出て、外歩きをするための良いきっかけになるのでは、と思っているところである。
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