折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「信頼」と「敬愛」の絆が生んだ名演~新日本フィル演奏会

2013-07-21 | 音楽
幼なじみと聴くクラシックコンサート。

今月はモーツアルトとチャイコフスキー。

U子ちゃん、Y子ちゃんといつものように寿司屋さんで昼食をしていざ会場へ。

そして、以下はいつものようにど素人のミーハー的な感想である。

演奏会が終わって、ほっと一息つく幼なじみたち。


― チャイコフスキーの交響曲、凄いというのを通り越して、何ともすさましい演奏だったね。

― モーツアルトの時は、夢見心地で聴いていたけど、チャイコフスキーが始まってシャキッと居住まいを正したよ。

― 感動で鳥肌が立ったわよ。

― 演奏が終わった後の拍手で手が痛くなった。

― 場内からの掛け声もこれまでのどの演奏会よりもすごかった。

― 指揮者のアルミンクさんが日本を離れて帰られるそうで、いわば「さよならコンサート」。それだけに、思い入れも深かったんだろうね。

― 新日本フィルのメンバーもそれに応えようと渾身の演奏だった。

― 見ていて、メンバー一人ひとりから必死さがひしひしと伝わって来た。

― あんな素敵な指揮者が帰っちゃうと寂しくなるわよね、残念だわ。

― チャイコフスキーの交響曲第5番はCDで何回も聴いているけど、今回生で聴いて、これが同じ曲かと思うほど新鮮だった。生の音の素晴らしさを再認識した。

― 舞台の袖からはみ出しそうな大編成のオーケストラの威力と迫力に圧倒された。

― 金管楽器群のド迫力といったら、これまで聴いたどの曲よりもすさまじかった。

― 低弦群の響きもお腹にズシンときて、凄い音が出るもんだと驚いた。

― まさにフルオーケストラの魅力を存分に発揮させる曲だよね。

― 指揮者と楽団員の「信頼」と「敬愛」の絆が生んだ稀有な名演だね。

― お別れ演奏会にふさわしい感動的な演奏だった。

― 今年これまでに聴いたコンサートの中で、ベストワンの演奏だった。



新日本フィル演奏会<新・クラシックへの扉>プログラム

モーツアルトピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」K537
チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調op64

指揮:クリスチャン・アルミンク
ピアノ:塚本聖子
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団


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