青い空に夏雲が湧いて初夏を思わせる駒止湿原の佇まい。
湿原に 夏雲わいて 花まぶし
ツアー旅は、慌ただしい。
ひめさゆりの群落の見物も40分そこそこで切り上げて次の目的地へと移動。
バスに揺られることさらに1時間、駒止(こまど)湿原に到着。
説明書によると、ここは駒止峠の山頂近く標高1100m付近にあり、約27万平方メートルの広さの湿原で国の天然記念物の指定を受けているとのこと。
われわれが訪れた時は、ニッコウキスゲ、ワタスゲ、コバイケソウ、ヒオウギアヤメなどの湿原植物が見頃を迎えていた。
ここの滞在時間は、2時間弱。広い湿原の中を慌ただしくあちこちと見て回った。
梅雨の晴れ間のこの日は、この時間になると青空の中に夏雲が湧き、絶好の天気。そんな中で、ワタスゲをはじめ今が見頃の花たちが光の中で輝いていた。(次回に続く)
コメントありがとうございました。