「甲斐駒ケ岳」の雄姿(ゴルフの次の日の朝撮影)
天気さえ良ければゴルフ場から「甲斐駒ケ岳」の雄姿がくっきりと望めるのだが、
当日はあいにくの曇りで山の姿は雲の中
年1回、毎年開催される大学時代のサークル(剣道)仲間たちとのゴルフコンペ・懇親会が今年も9月4日、5日の両日山梨県にある北の杜カントリー倶楽部で行われた。
<体調もゴルフも最低>
このコンペ、指折り数えてその日が来るのを楽しみにしている催しの一つで、例年体調を整えて参加するのだが、今年は月曜日から体調を崩し、コンペ当日は体調は最低。
しかし、この機会を外してしまうと2年間も仲間たちの顔を見ることができない。それは、小生としては絶対受け入れがたいことである。
それこそ、「這って」でもで参加するぞと悲壮な覚悟である。
とは言っても、今、流行っている「新型インフルエンザ」では、仲間たちに迷惑をかけることになるので、朝、晩の検温は欠かさずに実施、その結果、35度5分~36度5分ぐらいの体温の変化であったので、新型インフルではないと「自己診断」して出かけることに。
当日は、体調は最低。
特急電車の車中では、ひたすらリクライニングで安静に努める。
そんな次第で、ゴルフの方も最低。
悪いショットは続くものの、良いショットは単発でかみ合わず、大叩きのホールがぽこ、ぽこと出て、それまで何とかボギーでしのいできた「努力」が水の泡に。
その上、晴れていれば目の前にそびえる「甲斐駒ケ岳」の雄姿も雲に隠れて、ますます気分はブルーに。
結局、成績は「ブービー・メーカー」の屈辱に甘んじることに。
<タイム・スリップ>
午後5時半から第2部と言うべき表彰式と懇親会。
ゴルフもさることながら、盛り上がりにおいてはこちらの方が一枚上?
乾杯
久しぶりの顔合わせで盛り上がる懇親会
この会は、小生たちの1年上、3年下までのサークル仲間たちが呼び掛けに応じて、各地から集まってくる。
今年で16回目という長い歴史を有する集いである。
今年の参加者は15名。
その中に、どこで聞きつけたのか2年先輩のUさんが顔を見せてくれた。
小生が可愛がってもらった先輩の一人である。
小生にとっては、卒業以来実に43年ぶりの対面であったが、気難しそうで、頑固そうだったお顔は驚くほど変わっていなくて、すぐにUさんであるとわかった。
昼の部のゴルフ・コンペの表彰式が済むと、いよいよそれぞれの「近況大報告会」。
事前に持ち時間は、一人3分と決められていたのだが、自分の出番を「手ぐすね」引いて待っている者にとっては、制限時間など有って無いようなもの。
そろそろお酒も効いてきて、話はとかく行きつ戻りつ、そして、時々話の腰を折るような「チャチャ」が入って脱線したりと中々終わらないのだが、皆、寛容で楽しそうにその話に付き合っている。
そんな近況大報告会ならびにその後の二次会を通して特筆すべきことが一つ。
それは、この類の集まりでは必ず上位を占める「孫」、「病気」、「グチ・ボヤキ」の話が一切話題に上らなかったということである。
話題は、学生時代のサークル活動の想い出話がほとんどで、みんな若かりし青春時代にタイムスリップして、顔を輝かせて話に夢中になっている。
そんな仲間たちの「熱い語らいの光景」を見ていると「同じ釜の飯」を食った者同士の絆を強く感じるとともに、わがY大剣道部OB諸氏はいつまでも若く「意気軒昂」であると改めて意を強くした次第である。
そして、体調、ゴルフとも最低であったが、参加できて本当によかったと心からそう思った。
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