2月のある朝
『今日は、お母さん出勤だっけ?』
と娘から電話。
いつもとちょっと様子が違う。電話口から孫の泣き声が聞こえてくる。
『どうした、何かあった?』
『あのね、ちょっと目を離したスキにKがソファーから落ちちゃったの。お母さんの携帯に電話したんだけど出ないから、こっちに電話したの。どうしよう、大丈夫かな』
目下、子育て真っ最中の娘にとって、母親は頼りにしている『守護神』である。何かにつけて、携帯で電話やメールのやり取りをしている。
その意味では、全く頼りにならない、また、頼りにもされていない小生は電話をもらって、少々焦った。
そして、
『病院に電話してみたら』
と言う程度の、何とも『頼りない』返答しかできなかった。
『電話したほうがいいかな・・・・』
『そう思うよ』
『わかった、じゃあ、そうしてみる』
電話を切った後も気になって落ち着かない。
その日の夕方
娘から電話
『病院に連れてったら、大丈夫だって』
と打って変わって明るい声。
やれ、やれ良かった。一安心(”ほっ”)
その日の夜
勤めから帰ってきた妻が、
『K,ソファーから落っこちたんだって』
『病院に連れてったら、なんでもないって言われたって』
と小生。
「娘には、『あんたたちを育てた時、ソファーから落っことすようなことは一度もなかったわよ』とねじを巻いておいたわ」
と妻は泰然自若である。
それから数日後
NHKの「クローズアップ現代」で『”孫育て”はつらいよ奮闘記』を見た。
それによると、最近の傾向として『娘』の方の祖父母に孫の面倒を見てもらうケースが増えているのだそうだ。
『さしずめ、我が家などはれっきとしたその<予備軍>だね』
と妻と二人で苦笑いした。
『お隣さんもしばらく孫の面倒を見ていたから、予備軍でなくて、実際奮闘した方だよね。きっと大変だったんだろうな』
と小生。
『でも、お隣さんは、昼間は保育園に行ってたから、少しは楽だったんじゃない。フルタイムで面倒を見るとなると、大変だわね』
と妻。
しばし、孫のことが話題となる。
『孫は、来るも良し、帰るも良し』
『これが何と言っても一番だね』
と言うことで、孫の話題はお開きとなった。
『今日は、お母さん出勤だっけ?』
と娘から電話。
いつもとちょっと様子が違う。電話口から孫の泣き声が聞こえてくる。
『どうした、何かあった?』
『あのね、ちょっと目を離したスキにKがソファーから落ちちゃったの。お母さんの携帯に電話したんだけど出ないから、こっちに電話したの。どうしよう、大丈夫かな』
目下、子育て真っ最中の娘にとって、母親は頼りにしている『守護神』である。何かにつけて、携帯で電話やメールのやり取りをしている。
その意味では、全く頼りにならない、また、頼りにもされていない小生は電話をもらって、少々焦った。
そして、
『病院に電話してみたら』
と言う程度の、何とも『頼りない』返答しかできなかった。
『電話したほうがいいかな・・・・』
『そう思うよ』
『わかった、じゃあ、そうしてみる』
電話を切った後も気になって落ち着かない。
その日の夕方
娘から電話
『病院に連れてったら、大丈夫だって』
と打って変わって明るい声。
やれ、やれ良かった。一安心(”ほっ”)
その日の夜
勤めから帰ってきた妻が、
『K,ソファーから落っこちたんだって』
『病院に連れてったら、なんでもないって言われたって』
と小生。
「娘には、『あんたたちを育てた時、ソファーから落っことすようなことは一度もなかったわよ』とねじを巻いておいたわ」
と妻は泰然自若である。
それから数日後
NHKの「クローズアップ現代」で『”孫育て”はつらいよ奮闘記』を見た。
それによると、最近の傾向として『娘』の方の祖父母に孫の面倒を見てもらうケースが増えているのだそうだ。
『さしずめ、我が家などはれっきとしたその<予備軍>だね』
と妻と二人で苦笑いした。
『お隣さんもしばらく孫の面倒を見ていたから、予備軍でなくて、実際奮闘した方だよね。きっと大変だったんだろうな』
と小生。
『でも、お隣さんは、昼間は保育園に行ってたから、少しは楽だったんじゃない。フルタイムで面倒を見るとなると、大変だわね』
と妻。
しばし、孫のことが話題となる。
『孫は、来るも良し、帰るも良し』
『これが何と言っても一番だね』
と言うことで、孫の話題はお開きとなった。
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