折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL990 彼岸花の道

2016-09-30 | 写真&俳句
赤く染め上げられた彼岸花の中をそぞろ歩く幼なじみたち。



友がきと そぞろ歩きの 道連れは 行く手を染めし 曼珠沙華



ブログのネタ切れで困っている現状を心配したのだろうか、友達のKくんから幼なじみたちに「『彼岸花』を見に行こう」と声をかけたから一緒に行こうよ、と連絡があったので二つ返事で出かけてきた。

家を出る時は、小雨が降っていたのでこの分では「彼岸花散歩」は中止で、お茶して帰って来るようかなと思っていたが、現地は曇りで絶好の散歩日和となった。

いつものKくん、Mくんの他にMIくん、KUくん、そして女性陣からK子ちゃんが参加、故郷の隣町の吉見町にある「桜堤公園」に咲く彼岸花を見に行った。

平日で雨模様とあって公園は我々6人だけ、まさに彼岸花の絶景を一人占めの感である。

300mにも及ぶ長い桜並木の斜面を真っ赤に染め上げた彼岸花の群生を歓声を上げながら心ゆくまで堪能した。

「ここの桜並木は凄いね、今日は彼岸花を堪能したけど、来年はぜひみんなで桜を見に来ようや」と早くも来年に思いを馳せる幼なじみたちであった。


ここ吉見町にある「桜堤公園」は、春は桜、秋は彼岸花の隠れた名所である。