折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL989~両目開く

2016-09-20 | 写真&俳句
支部対抗・決勝戦大将戦の模様。


剣運に     恵まれ両目     開きにけり


県下東西対抗・支部対抗居合道大会が開催され、小生が所属する支部もこの大会に参加した。

支部対抗は、県下19支部、31チームが一堂に集まって、日ごろより精進を重ねた技前を存分に披露した。

さて、当支部であるが、これまでは1チーム作るのに汲々としていたが、新しいメンバーが増えたことにより今回は2チームで参加できるといううれしい大会となった。

「ちょっと前までは考えられなかったのにね」とT五段、A五段が感慨深げである。

試合の結果は、2チームとも初戦敗退であったが、新しく入ったメンバーには貴重な「実践経験の場」となったのではないだろうか。

小生であるが、運にも恵まれて2対1という小差で勝ちを得ることができた。

後ほど、対戦した選手の演武を見させてもらったが、「この人に勝てたのが不思議」と思わせるほど見事な技前で、まさに「運」に恵まれたたと、つくづく思い知らされた。

「あの選手は、7月の居合道大会『五段の部』でベスト8に勝ち進んだ人、その人に勝ったんだから自信を持っていいんじゃない」とT五段に励まされ、「そんな強い人だったんだ」とジワジワ喜びが湧きあがって来た。

7月に行われた県下居合道大会で、実に5年半ぶりの勝利、4段になって初の1勝をあげ、やっと「片目」を開けることができたが、今回の勝利でようやく「両目」が開いたことになった。

この勝利を糧に、12月に行われる「5段以下居合道大会」で「3勝目」を目指して精進を重ねたい。