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折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

快挙!!~Aさん、居合道大会で優勝!(高齢者・四段の部)

2012-11-26 | 武道
 
県下五段以下居合道大会閉会式(左)、高齢者四段の部の表彰式で優勝の賞状を読みあげられるAさん(一番右)

昨日、県下五段以下居合道大会が開催され、当支部から出場したAさんが高齢者四段の部で優勝した。
優勝は当支部結成以来初めてのことであり、まさに快挙である。

この【高齢者の部】は居合道愛好家の高齢化に伴い、高齢者の選手にも優勝を目指して頑張ってもらおうという趣旨で設けられ、今年で3年目である。

Aさんは今年65歳になり、「高齢者の部」への仲間入りをしたばかり。
会場に向かう車の中で、「Aさん、優勝だね」とみんなで話していたとおり、Aさんは恵まれた体格を生かしたスケールの大きな演武とスピードのある技の切れ味を存分に発揮し、決勝戦までの4試合すべてを3-0で下しての堂々たる優勝であった。

帰りの車の中、「予想がドンピシャだったね」とAさん優勝の話題で大いに沸いたのは言うまでもなかった。

高齢者四段の部で優勝したAさんの正確な抜きつけ。

かく言う小生は、同じく高齢者四段の部に出場した。
1回戦で優勝経験もあり、常時上位入賞を果たしている強豪のKさんとぶつかってしまった。初戦では余り当りたくない相手。

結果は敗れはしたが、格上の相手に臆することなく、平静に自分のベストの力を出し切ることができたので、敗れても悔いはなく、清々しい気分であった。

怠惰な心を叱咤される~居合道伝達講習会

2012-09-24 | 武道
懇切丁寧に「要点」を解説する講師と熱心に耳を傾ける受講生。


昨日、居合道伝達講習会があり参加して来た。

豪雨降りしきり中、100名余が集まり、京都で行われた全剣連居合道中央講習会に出席した先生方3人による全剣連居合(解説)に基づく作法と術技1本目から12本目までの要点の説明を受け、その後、段別に分かれて実技の講習を受けた。

このところ何か口実を作っては稽古をサボろうとする「怠け心」が芽生え、イマイチ力が入らない居合。

そんな状況を何とか変えたいと参加した今回の講習会。

仲間たちの意欲満々な稽古振りを見て、怠惰な心を叱咤された思いである。

講習会が終わった後の講評で「稽古を一目見れば、日頃の稽古の修業の深い、浅いが自ずとわかるものです」

と話された範士八段Y先生のお話が胸にぐさっと刺さった次第である。


講習会の仕上げとして段別の演武が行われた。写真は3段以下の合同演武。

1200余人の剣士大集合!~関東甲信越居合道大会

2011-11-28 | 武道
   関東甲信越居合道大会の風景(写真は団体戦の決勝戦)


今年度最後の居合道大会が東京武道館で行われ、仲間とともに参加した。

本大会は、団体戦と個人戦があり、小生たちは個人戦にエントリー。

会場のある綾瀬駅周辺は刀袋を肩にかけた選手たちで溢れていた。
早朝から1200余人の選手、役員が集まり試合場には人が溢れ、危険なため練習は木刀のみ。

 
受付前東京武道館に集まった大勢の選手たち(左)試合開始の前の練習は人数が多すぎて刀でなく、木刀のみの使用となった(右)


試合は先ずは団体戦から始まり、個人戦は午後から。

その間、団体戦の見取り稽古に専念する。小生が予想した勝敗と異なる判定が出たりと、大いに勉強になった次第。

午後、いよいよ個人戦開始。

四段の部の個人戦の出場選手は147人。
試合は、その中から5人が1グループになって演武する。

            個人戦の試合は5人が1グループとなって演武する。


勝敗は判定せず、それぞれのグループの中で優秀者を選定、表彰するという試合形式である。

小生にとって、居合の世界には上には上がいるということを肌で感じた大会であったと同時に、まさに「参加することに意義がある・場数を踏む」大会であった。

ここにも『高齢者』対策~居合道5段以下大会

2011-11-22 | 武道
  五段以下居合道大会の試合風景。

先日、居合道五段以下大会が行われ、当支部も参加したが、結果は、善戦空しく全員初戦で敗退であった。

小生は65歳以上がエントリーする【高齢者の部】に出場したが、この【高齢者の部】は居合道愛好家の高齢化に伴い、高齢者の選手にも優勝を目指して頑張ってもらおうという趣旨で設けられたと聞いている。

今年で2回目であるが、本制度については色々と意見があるようで、当日、小生が良く知る仲間たちから聞いた話を会話風にまとめて見た次第である。

― 高齢者の人にも優勝を目指して頑張ってもらおうと言う趣旨はよくわかるけど、自分はこれまでどおり一般の人たちと試合したいと思っている人も結構いるんじゃない。

― そうみたいだよ、高齢者だけだと対戦相手の範囲がある程度決まってしまうから、面白くないと思ってる人もいるよ。

― どちらに出るか選択できるようにすればいいんだろうけど、人数が問題だよね。

― それでなくても、まだ、まだ【高齢者の部】にエントリーできる人数は少ないんだから。

― 「初段」なんか2名しかエントリーがないので、勝った方が優勝、負けても2位ということになっちゃう。

― まあ、それも言ってみれば最初のうちだけで、高齢者が増えていけば、そのうち、どちらかを選択しても問題ない時がすぐ来るんじゃない。

― その時は、エントリー2名、優勝、2位なんてのは、『笑い話』になっているだろうね。

― それはそうと、今回の試合の進め方、ちょっと問題があったんじゃない。

― そうだね、【高齢者の部】の試合が【一般の部】の後に組まれていたのはどうだったかね。

― 高齢者の出番は午後から。9時半から午前中いっぱい待機というのは高齢者にはちょっときついよね。

― それと高齢者の皆さんには申し訳ないが、試合の最後は、【高齢者の部】でなく、【一般の部】の試合で締めて欲しいよね。

― ほんと、申し訳ないが、会場もざわついてしまって、ちょっと最後が『締まらなかった』感じだった。

― 来年は試合の順番を【高齢者の部】、【一般の部】に入れ替えた方がいいよね。

― 是非そうして欲しいね。



またもや快挙!『おしどり剣士』そろって入賞~県下居合道大会

2011-08-08 | 武道

個人戦の成績は、段別の演武が終わるごとに掲示板に張り出される。四段の成績発表、番号の15番がAさんの奥さん、21番がAさん。
この成績発表を見た時のAさんの奥さんのはじけるような笑顔が印象的だった。



昨日、県下東西対抗・支部対抗居合道大会が行われた。

当支部からは、団体戦に3名、個人戦に2名がそれぞれ出場した。

5月に行われた昇段審査で夫婦そろって一発で四段に合格するという快挙を成し遂げたAさんご夫妻。

今大会は個人戦に出場、今回もまた夫婦そろって入賞(『個人演武優秀者』)するという快挙を達成した。

 
夫婦そろって入賞と言う快挙を達成した二人の古流「初発刀」の演武


この夫婦そろっての快挙に

『夫婦そろって入賞するなんてすごいことだね。「居合道だより」(広報誌)で取り上げてもらわなければ』と大会副委員長のS先生からお誉めの言葉を頂いた他、多くの人たちから祝福の賛辞が寄せられていた。

夫婦で2人3脚、ご主人の愛情のこもった、つぼを得たマンツーマンの指導でめきめきと上達した奥さん。
お二人の努力が報われての夫婦そろっての入賞、誠におめでとうございます。

当支部にとっても、この快挙は大変誇らしく、喜ばしい限りであり、みんなで心からお祝い申し上げる次第です。