ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

大山に到着

2013年08月11日 | 2013/8 暑い夏は中国山地
 鬼の舌震の駐車場に停めたクルマの中で、夜中の3時に寒くて目を覚ました。昨夜はエアコンを3時間使った後はルーフベントを回して寝た。狙い通りこの山の中まで来ると、夜は外気温がかなり下がるようだ。バンクの窓を閉め、毛布をもう一枚かけて再び寝た。5時半に目覚めると気持ちのいい朝だ。室内温度は22.5度。今日は付近を自転車でちょっと走って、鬼の舌震の散策の後、大山に向かう。
ここは上流側にある下高尾駐車場だが、朝食後に下流側の宇根駐車場に移動して渓谷を往復することにした。これが正解だった。宇根駐車場側から散策ルートの中間ぐらいまで新しいバリアフリールートが出来ていた。これで行きは旧来ルート、帰りは新ルート経由にすれば同じ道を通らないで楽しめる。


きわだった特徴がある渓谷ではないし、昼間はそれほど涼しいわけでもない。歩いていると汗が流れる。秋の紅葉や初夏の新緑はきれいだろうと想像する。
新ルートの途中で面白いところがあった。

鬼の舌震に流れ落ちている谷だが、ここに立っていると上から冷たい空気が流れ降りてきて涼しい。右の写真の遊歩道がぐるりと回っているところをちょっと広いデッキにして、そこにベンチでも置いたら、今のような季節なら1時間でも2時間でも過ごしていたいと思う。
 
 ここから安来の道の駅あらエッサに立ち寄って、米子でいろいろと買い物をする。安来にしても米子にしても猛烈な暑さ、午前中から35度もある。今は日本中の平地がこんな感じか。せっかくだから境港の方まで行っておいしい魚の昼ごはんとも考えたが、この暑さでは探す元気もでない。米子市内のココイチで昼を済ませて早々に大山に向かう。
 大山への道は米子東ICから山に向かってほぼまっすぐに登っていく。4速から3速2000rpmのうちはよいが、標高650メートル地点ぐらいからは2速3000rpmですごいうなりをあげて登る。後ろについた乗用車のみなさんごめんなさい。
 やっと大山の県営駐車場に着いた。日の射す駐車場でも頭がくらくらするようなことはない。大山情報館までいくと警察官や消防関係者が大勢詰め掛けて上にはヘリも舞っている。一様に山のほうを見て、何人かが無線で緊迫したやり取りをしている。どうやら遭難騒ぎのようだ。

 いつまでも野次馬をしていても仕方ないので、本日は大山寺だけはお参りする。ながい石畳の参道、山門をくぐってからの石段を上がって大山寺本堂に参る。

本尊は意外にも地蔵菩薩だそうだ。
 帰り道を横にそれて南光河原駐車場の様子を見た。ここは夏山登山道に近い駐車場で登山者の車でいっぱいになるが、川下側へのくだり傾斜がきつくてゆっくり車中泊するには不向きだと思っていたが、レベラーを使えばほぼ水平に出来そうだ。さらに夕方になって川原で遊んでいた家族連れがどんどん帰っていく。そこでクルマをここに移動させることにした。
 明日はちょっと大山に登ってみることにする。装備が何もないので、6合目くらいまで行って帰ってこようかと思う。




コメント    この記事についてブログを書く
« 吾妻山に登る | トップ | 黎明の大山 »

コメントを投稿

2013/8 暑い夏は中国山地」カテゴリの最新記事