グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

教育無償化政策の検討に思う

2017年11月23日 | 日記
政府・与党の教育無償化政策が世間の注目を集めている。
機会均等政策は野党の専売特許かと思いきや、最近はそうでもないらしい。(笑)
教育無償化はたしかに少子化対策に有効だと思うが公平性の観点から制度設計はそれなりに難しい。
一体どこで線引きをするのか?・・・我が国の財政が潤沢であれば大盤振る舞いもいいがとてもそんな状況ではないからね。
一説によれば大学教育までカバーするというがここまで無償化を拡大するのは却って進学を断念した者の怨嗟を生むだけだ。
それに教育無償化対象者の勉学意欲も気になる。
やはり大学教育の無償化を検討するのであれば勉学意欲や学業成績とのチェックが不可欠になるのではないか。
それも相対評価と絶対評価の両面で。
真に意欲と能力があって何らかの事情で通学にかかわる費用が捻出できない学生に今回のような制度は大きな福音だ。
制度検討者はバランス感を忘れずに、且つ少子化対策を超えて国益に繋がるものを提案して欲しい。




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