グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

JR北海道の重病に思う

2013年11月14日 | 日記
JR北海道のレール計測データ改ざんの事実を聞いて唖然としてしまった。
国交省の監査に備えて過去のデータを改ざんするなど極めて悪質で組織的でもある。
全くこの会社は一昔前の国鉄時代の悪しき労使関係をそのまま引きずっているようだ。
社長は辞任を否定、事態の収拾に全力を尽くす構えだがコトは容易ではないだろう。
関係者の刑事告発もやむを得ない。
検査妨害の罪は大きいのだ。
国交省の監査の日程が事前に伝えられたことも今回のデータ改ざんを生んだ要因の一つである。
国交省も変に手心を加えることなく厳正にかつスピーディーに監査を進めるべきだろう。
とにかく地元は重なる列車の間引きで困っている。
観光産業にもマイナスの影響を与えている。
JR北海道はこの際ウミを出し切り一から出直す覚悟が必要だ。
地域の持つハンディーも明確にしたらいいと思う。
経営効率化も結構だが誰も「安全を度外視してまで」とは言っていない。
当たり前の鉄道会社への脱皮、30年遅れの民営化移行を今から始めるのだ。


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