グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

APEC共同宣言採択の断念に思う

2018年11月18日 | 日記
パプア・ニューギニアのポートモレスビーで行われていたAPEC首脳会議は恐れていた通り共同宣言が採択されないまま閉幕することになった。
この種の国際会議で参会者の意見がまとまらず共同宣言が採択されないなんて本当に嘆かわしいが昨今の状況を見ていると当然といえば当然だ。
聞くところによると中国側の関係者が共同宣言を取りまとめる役割である議長(もしくは報道官)の控室に押しかけ現地の警察が出動する騒ぎがあったようである。(中国側は否定しているが)
全く呆れてしまう。
「自国第一主義」がこれほど蔓延るようでは国際会議など開催する意義がないかもしれない。
「世界は一つ」「地球主義」などは絵に描いた餅のようである。
いつになったら人類は国家という範疇を乗り越えられるのか、と思ってしまう。
人間のスケールが年とともに小さくなっているようにも見えるが気のせいか。
いつ何が契機になって大国の偏狭な「一国主義」が是正されていくのだろうか?
今こそ日本がその存在感を発揮する時かもしれない。


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