グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大阪都構想の頓挫に思う

2020年11月02日 | 政治
大阪維新の会が掲げてきた大阪都構想が2度目の住民投票でも反対票が賛成票を抑え事実上政治の舞台から消え去ることになった。
1度目の選挙結果では大阪維新の会の代表者だった橋下氏が引責辞任した。
今回の選挙で今度は同会の松井代表が市長任期満了後の引退を表明した。
政治に世界もなかなか厳しいものだが一方でその潔さにある種の清々しさを感じている。
何故この大阪都構想が多くの市民に受け入れられなかったのだろうか。
やっぱり「二重行政の解消」というのが具体的に何がどう変わるのか、住民サービスが低下するのか、向上するのか、が確信持てなかったのではないか。
一方で慣れ親しんだ「大阪市」という名称は確実に消滅する・・・、プラス面は正直よく分からない、マイナス面は100%確実である、こんなところが昨日の選挙結果の分かれ目ではなかったかと考えている。
いずれにせよ大阪都構想提唱者の大阪維新の会が受けたダメージは小さくない。
大阪都構想の幻影はかなぐり捨て「新たな旗」を掲げて出直さなくてはならない。
それはそうとしてこの大阪都構想に反対から賛成へ大きくブレた公明党にダメージがないのだろうか、ちょっと気にかかる。


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