グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

1億5千万円の使途につき自民党は説明責任あり

2020年06月27日 | 政治
参議院広島選挙区の河井候補者が選挙期間中あるいはそれ以前に地元有力者に配布したとされる金品が大きな騒動になっている。
市長を辞職したり、頭を丸刈りにして有権者に謝罪したり、・・・だが受領者の約40名はいずれ公表されるとあって戦々恐々である。
彼らの多くが「アベさんからです」「ニカイさんからです」と言われて断り切れなかったと言っている。
中には無理やりポケットに現金入り封筒を押し込まれたと言っている地方議員たちもいる。
全く罪作りだねぇ・・・。
それはそうとして、その原資として目されている自民党本部からの1億5千万円について党幹事長の説明が後退している。
当初は「全て広報活動に使っており(買収活動等)それ以外の目的には転用していない」としていたが直近の会見では「支部に渡ったその先については関知していない」と言葉を濁していた。
現在これだけ多くの疑惑を招いているのだから党本部は「関知せず」ではなく党内での調査権を駆使して可能な限り真相を明らかにすべきだと思う。
「公的捜査の妨げになる」などは何の言い訳にもならない。
さもなければ河井陣営を庇っている、匿っているとみられても仕方がない。
疑惑に対しては自ら解明していくのが責任政党の義務であり宿命でもある。

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