グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

リコール中の加湿器による火災事故に思う

2013年02月24日 | 日記
長崎での老健施設火事の原因がリコール中の加湿器にあった(可能性が極めて高い)ことが判明しメーカー社長が陳謝していた。
当該機器が何度となく火災事故を起こしていたことを考えればメーカーはもっと回収努力を強化すべきだった。
筆者などは今回の事故が明るみに出るまである種の加湿器がリコール中だったなど頭の片隅にもなかった。
似たような事例でパナソニックが(中毒死の恐れがある)石油ファンヒーターをくどいほどテレビメディアで「最後の一台まで」とリコールについて周知徹底を図っていたことを思い出したが両者の差は何だったのだろう。
部品事業を主とする企業と消費財が中心の企業との企業文化の違いかもしれない。
消費者行政を担当する消費者庁(リコール開始時点では内閣府所管だったが)も一定の責任は免れないだろう。
回収努力や状況を監視し場合によっては警告を発すべきなのだ。
往々にして大事故というものは複数の原因がたまたま複合した時に限って発生するものだ。


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