グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

スカイマークの大型機解約に思う

2014年07月29日 | 日記

LCCのパイオニアであるスカイマーク社の大型機解約交渉が難行しているようだ。

スカイマーク社は11年に欧州エアバス社と総2階建て旅客機6機(1915億円)の売買契約を結んでいたが業績の悪化を理由に6月に解約を申し出ていた。

エアバス社は納入直前のキャンセルに対し新たな違約金を要求しているくらいだから前払金265億円の返還など絶望的だ。

航空機は機体の塗装以外にシートアレンジメントほか発注者の特注部分が相当あると聞く。

エアバス社の要求する違約金がいかほどになるのか知る由もないが仮に噂されているように数百億円となれば前期赤字転落のスカイマーク社にとって大きな負担になる。

燃料費の高止まり、パイロット不足も当面好転しないと見込まれる。

ゆえに今回のエアバス社との違約金減額交渉は文字通り企業の存続を賭けたものになるのではないか。

同社は「(エアバス社から)身売りを要求された」とのコメントを出したがそれも無理からぬほどの一大ピンチなのだ。

 

 

 



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