キャッシュレス決済の落とし穴に思う

コンビニ最大手のセブン・イレブンが7月1日にスタートさせたキャッシュレス決済システム・7PAYが不正アクセス問題を引き起こし利用者の間で実被害と不安感が広がっている。
キャシュレス決済は10月の消費増税に向けた目玉になるはずだったがとんだブレーキ役になってしまった。
今日は運営会社のトップが謝罪会見を行っていたが残念ながらいまだに原因の所在すら把握していないようで一層不安感を掻き立てるものになった。
キャッシュレス決済システムに関する競争他社との対応の遅れと焦りが今回のトラブルの遠因になったのではないかと思わざるを得ないがコトここまで至ってしまったのであれば十分時間を取って対策に万全を尽くした方がいい。
セブン・イレブンと言えばコンビニATMを始め新サービスの導についてはどちらかと言えば慎重に検討を進め充分効果を確かめたうえで一気に全店舗に浸透を図るいわゆる二番手商法とドミナント方式の併用という印象が強いがさすがに今回は戦略が裏目に出てしまったようである。
何時も何時も成功なんてことはないんだねぇ。
セブン＆アイ・グループ内部に何かが起きているのかもしれない。