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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日本IBMの新社長人事に思う

2015年01月07日 | 日記

先日、日本IBMの新社長人事が公表された。

2年8ヶ月間社長職にあったマーティン・イェッター氏が本国IBMの上級副社長に就き、後任には副社長として同氏を支えてきたポール与那嶺氏が就くとのことだ。

外資系企業のトップ人事は「進出からしばらくは本国からの派遣、期間を経るに従い進出国人材を登用していく」というのが現地化のセオリーのように理解していたが日本IBMには通用しないようだ。(笑)

日本IBMは100%外資にもかかわらず長らく日本人が社長を務めてきた。

イェッター氏が56年ぶり2人目の本国からの派遣となるが新社長のポール与那嶺氏は何と30年以上もIBM外部で経験を積んできた米国籍の日系人だ。

そういえば純然たる日本企業ですら外国人社長が生まれつつある。

過去のセオリーなど通用しないほど、あるいは日本人の発想では対処できないほどグローバリゼーションが進んでいるということだろうか。