セブン&アイ・グループが地域限定商品を大幅に拡充する方針のようだ。
セブン&アイ・グループの近年の業績好調を支える戦略にPB商品拡充があるが地域限定商品の拡充はその対極にあるだけに興味深い。
PB商品は従来強力な販売力をメーカーとの交渉に活用し成果を生んできたが地域限定商品は販売市場が限定される分だけ交渉力は減衰されるがその一方で地域ニーズは汲み上げられる。
言葉に「方言」があるように地方には地方特有の味付けや食材、習わしがある。
そこには従来のPB商品ではカバーしきれていないマーケットが残されているに違いない。
さらに地域限定商品と言っても逆にそれが「売り」になって他地域でも販売可能かもしれない。
一地方の風習が全国に広がることだって十分考えられる。(「恵方巻」もそうだ)
同社のこの戦略によって地方発の経済活性化が相当促進されるのではないかと思う。
地方創生を主要政策に掲げる現政権はセブン&アイ・グループに足を向けて寝られない・・・。(笑)