我が家の周辺を散歩しているときに結構空き家が多いことに気づかされる。
郵便受けがチラシ等で一杯になっていたり庭の雑草が腰ほどまで伸びていたり・・・、家主が不在の家屋は何故か淋しげで見るのもつらい。
いろんな事情があるのだろうが見捨てられた家屋に罪はない。
国土交通省によれば全国の空き家は750万戸に上るという。
最近行われたアンケート調査によれば空き家の所有者で売却や賃貸を予定しているのは24%に留まり、何と71%が「特に何も考えていない」という。
家計に余裕があるのかもしれないが「一体何をやっているのだ」という感じだ。
フツーの民間企業であれば「固定資産の放置」などとても許されないと思う。
まさに国民経済のロスなのだ。
国土交通省は「いま遊休家屋の売買や賃貸を促進するガイドラインを作成しているところ」とのことだが是非とも実効性のあるものを期待したい。
安価で利便性の高い住宅を希求する若年層は多いハズだ。