グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

高速道路無料化実験を質す

2011年02月10日 | 日記
先日国交省は11年度高速道路無料化実験区間として新たに6区間330km追加を決めたようだ。
さらに3月末までの期限で実施してき無料化実験を6月まで延長するとした。
一体どれだけ社会実験を重ねれば結果が出せるというのか。
(ゴールデンウィークや年末年始などの特異日はカバーしなければいけないと思うが)そもそも1年が実験期間として長すぎるのにさらにそれを延長するなど全く理解が出来ない。
実施区間だってあれだけ多くの区間で実施しているのだからもう応用が効くハズである。
その一方で無料化政策自体を根本から見直す幹部の発言もある。
国交省が何を考えているのかさっぱり分からないが「高速道路無料化」も(「子ども手当」と同様に)結局財源問題に立ち返るであろう。
国民の多くは増税されてまで無料化を望んでいるわけではない。
受益者負担、走行距離従量制という大原則の枠内でのマイナーチェンジがいいのではないか。
ついでに言えば民主党は早くマニフェストを撤回すべきだ。
政権延命のためにも、混乱収拾にためにも。