義理の伯母(右)が8月31日元気で100歳を迎えた。
母(左)は2年前96歳で逝った。満州事変や2.26事件が起こ
り振り返れば破滅への道を歩み初めていたが庶民生活はまだ平穏だ
った。その頃東京銀座の服部時計店(現和光)の店員として知り合
い仲が良かったと聞いた義理の姉妹二人。戦中戦後の混乱の時代を
乗り切りここまで頑張った。私を含めて現世代にああした時期を乗
りこえる強さがあるだろうか? 遠くなった耳を互いに近づけて何
やら思い出話に夢中。
冒頭から大きなグラフを表示しました。
古巣の介護施設の後輩が厚労省の資料から抜粋してface bookに投稿したグラフ。
私は今年いっぱいは左から二番目の年代だ。介護サービス
を受ける割合は1割以下。同年代の大多数は元気はつらつ
と生活していることがわかる。1年前まで仕事上で多くの
お年寄りに接していた。日常的にそんな環境にあったので、
感覚としてはお年寄り=介護保険と受け止めていた。そう
ではないのだ。
このグラフはシルバービジネスに参入せんとする企業家へ
の参考資料として厚労省が作成したもののようだが、お年
寄り予備軍の我々にも参考となる。私が接していたお年寄
りは全体のごく一部だった。日々心がければ85歳まで介
護サービスを受ける必要のない生活を送ることができ、か
つその割合のほうが多い。元気でいられることがことさら
自慢するほどのことではないのだ。
より詳細に知りたいと思われる方のために下記のURLを明
示します。↓
http://cocolomi.net/2016/08/03/001-8/
数字というものは非情。平均値でのグラフであり、個人の
問題を解きほぐすものではない。私もただ一人の弟を若く
して失ったしまった。願望としてアクティブシニアの分類
に居続けたいと思うだけ。そうでない状況になってしまう
かどうかは神のみぞ知る。
今日7日も30度を超えて暑さが引きません。ご自愛ください。