前回ブログにて男の病で入院と書いたが、4泊5日が無事に終わり
退院してひと山越えたので病名を書く。前立腺肥大症。
多分こうなんだろう劇場的に振り返ってみます。
諸兄には参考になるかもしれず、諸姉には関係ないのでスルーしてください。
私の場合であり、ご心配な諸兄は主治医とよく相談してください。
医療器具のすごい進歩に驚くと思います。
生々しくならないように野菜を使い、今回初めて知ったそのあたりの構造に触れてみる。
上にすぐに接して膀胱がある。管でつながってており下は出口に続く。
前立腺の中を管状で続いているかは知らないが、多分そうだろうとの素人の推測です。
60才の頃から尿を出し切れずに、会陰部を手で押して
尿が残らないようにと気をつけていた。
そしてそのころ検診でPSA値が目安とされている4を越え、確か7.いくつと出た。
すぐに生検をする。10ヵ所ほど採取して検査。
ガン細胞はなしと判定された。
65才ころ強烈な体験をする。この頃までは尿意を感じてから30分は耐えられた。
ある時、きりが付いたらトイレに行こうと思っていたら、
猛烈な尿意があっという間に限界を越えトイレに駆け込んだ所で失敗してしまった。
扉を締めれば誰もいない事務所のトイレだったのは幸運だった。
こんなことがその後2回あった。つれあい以外と一緒でなくて良かった。
その後PSA値は10を越えていることが普通になった。最高値は19.7
ここ2,3年は11~15辺りをうろついていた。
2回目、3回目と生検を受ける、最後は23ヵ所も取られて検査されたが、
がん細胞は発見されず。不始末は何度かあったが、
日常生活に差し支えるほどではなかったので、今まで放置してきた。
正常者の2.5倍もある肥大症が原因としか考えられない。
と長年懇意にしているDr.に言われ、
ここが年貢の納め時かと思い、手術を受けることに同意した。
その際の説明を私はこうに理解した。
そこを通る尿管は熟成(?)した中身に圧迫されている。
当然いろいろな症状が出てくる。上の写真。
手術は狭くなった尿管を拡げると聞いていたが、これほどの事とは思はなかった。
熟した中身を尿管を通して挿入した器具で尿管共々掻きだしてしまったらしい。
拡げるなんてもんじゃない、くり抜きだ。生殖の責任は終わったんだから構わないが。
この部分が尿意を感じた脳の指令で管を締め付けるのだと理解していた。
Dr.はこう言う。この器官がない女性はどうして尿意を堪える?
と聞かれれば、なるほどと納得する。
堪えるのはもっと下に付く筋肉なんだ。
そんな手術を受けて退院し、今は掻きだした跡が粘膜に覆われながら器官自体が
小さくなっていくのをじっと待つ。
重いものを持ち上げることと、排便で力んではダメと言われている。
趣味の自転車なんか絶対にダメ。
薬は抗生物質を一週間ほど食後に服用するだけ。
血尿の程度を確認し、許容される程度を越えるようなら、直ちに受診と
言われているが、退院時よりも次第に薄くなっていくのを頼もしく見ている。
病理検査に出された掻き出した中身の結果はまだ知らされていない。
1/20程度はがん細胞が発見されるらしい。
確率は信じる方だ。その数値なら大丈夫だろう。当たっちまったら、更にその時考えよう。
2カ月も経ったらその後の状態を書いてみたい。
今回の記事、術前の検査結果や自覚症状、PSA値の推移など大変参考になりました。尿意の我慢さとPSAが先ずは気をつけねばなりませんね。ありがとうございました。
参考になればうれしいです。私のようにPSA値が10年以上高値安定という場合は、がんよりも肥大症が疑われるようです。
リコメありがとうございました。一日も早い快癒を願っております。
検査結果がもしもクロでも、我々の年ですと進行が遅いので、寿命との勝負らしいですね。ではお大事にして下さい。