デイサービスにはいろいろなボランティアの皆さんがきていただき、利用者さんを楽しませくれます。 大体は比較的年齢の高い方々がグループでお出でになる。
先日、フレッシュな若人がきてくれました。 前橋東高等学校の吹奏楽部30名近くの学生さんです。 利用者の皆さんから見れば孫の世代。
若い経験の浅い高校生の皆さんですから演奏技術に未熟なところはあるのでしょうが、そんなことはどうでもいいこと。 生演奏に皆さん酔いしれました。 フルートの冴えた音、クラリネットの柔らかな音、チューバの低音迫力のある音、コントラバスのしぶい低音ベース、などなど生ならでは聴けない音の祭典でした。
今日の演奏曲目と勢ぞろいした吹奏楽部員のみなさん
コントラバスを奏でるお嬢さん トロンボーンにクラリネット
手の不自由な方は足で、手足不自由な方は身体全体で、殆ど身体を動かすことの出来ない方は多分心の中で、音楽に合わせて拍子をとっておられました。
音楽はいつでも、どんな環境下にあっても心の琴線を刺激する。 健康な私も高校生の真剣な演奏と拍子をとる利用者さんを見ていて涙がにじんでしまう。
早くて5年、遅くて10年から15年後には我々もお世話になる施設の一つです。 そのころボランティアの方々の奏でる音楽は少なくともビ-トルズやタイガーズ以降の音楽であって欲しいな・・・ 好みでいえば 小椋佳、谷村新司、五輪まゆみ、加藤登紀子、森山良子世代の歌なんかだったら最高。 いかがなもんでしょうか?
その頃には赤城の子守唄、霧島昇はもういいのでは・・・ そんな思いがあるのです。
今回の演奏会はそういう意味でも画期的でした。 高校生の皆さん、ありがとう。
人前で演奏できる腕前ではありませんが 一人で楽しんでいます。
リハビリにもいいとか?。