こんな写真(左)が引出の奥から出てきた。多少盆栽をたしなむが、中でもサツ
キが好み。枝が暴れてしまったものを改造すべく思い切って枝を落としてしまっ
たのが10年前。その後次第に新しい芽が出て、枝に成長し剪定を繰り返し昨年
ここまで成長した。今年も巡りくる5月にどんな花を咲かしてくれるか楽しみ。
このサツキは栄冠という種類。
盆栽の代表である松は粘りがあり枝は折れにくいが、折れたらそこから新しい枝
はまず生えない。一方サツキの枝は折れやすいが折れたところから新しい芽が出
て枝に成長する。それぞれの樹の持つ特性を上手に生かして樹形を整えていく。
その成果は1年ではわからない気の長い楽しみ。でも大改造の結果を見届けられ
ない年齢になってしまったのでもうそんな挑戦はしないことにした。手持ちの鉢
に水やり、施肥、松の緑摘み、そしてサツキなら花後の選定だけを繰り返してい
こう。4~5年ごとの植え替えも忘れてはいけない。
手許のブナ盆栽の芽吹き。
偶々競泳日本選手権の中継を見た。中でも池江瑠花子選手の才能には驚いた。
若干17才だ。これからどこまで伸びるのか恐ろしい新人が出てきた。2年前に
挑戦したスイミング。舐めてかかったとしかいいようがない。10mも泳がない
うちに沈没した。隣を結構なお年の女性がクロールでスイスイ泳ぐの見た時の屈
辱。それなりに練習を重ねて200mは問題なく泳げるようにはなったが、踊り
場にさしかかり上達が停止してしまった。そんな時だったので一流選手の泳ぎの
すごさに感動。技量に差があり過ぎて年寄りスイマーの参考にはならないが・・
そして大相撲の地方巡業で起きた出来事が話題になっている。
土俵上以外にも女性が立ち入れないところにトンネル工事の現場がある。また世
界遺産沖ノ島も女性禁制が今も続く。八角理事長が報告を受け直ちに謝罪した。
人の命に関わる緊急処置は伝統やしきたりよりも優先するとの認識を示したのだ
から問題は解決と私は思う。この一件をもって女性も土俵に上がられるように伝
統を変えろとの意見が出てくるとやりきれなくなる。世の中全て理屈で割り切れ
るものでもあるまいに。
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