木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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小穴の中繰り

2006年06月02日 | 木工旋盤
ここのところ時間があれば ミニ・モンローホロワーを使った中繰り作業に精をだしている。
兄貴分のモンローホロワーがΦ8mmのリング゛刃でミニはΦ6㎜のリング刃。8mmの方は 口の大きさが30㎜必要なのにミニの方は状況にもよるが20㎜ほどでよい。
 口が小さいので内の削りカスを出すのに骨が折れる。紐のようになった削りカスが 絡まって掃除機で吸っても出てこない。調子よく削れるが削り屑のかき出しがネック。
 耳掻きを大きくしたような屑出しツールが必要。

 節やアテのある材料や芯持ち材を横木で使いたい場合にはスクレーパーチップ型の中繰り刃物よりはスムーズに削れると思う。
 兄貴分のモンローホロワーの方もそうだが ワークから刃物を離したとき 目詰まりした様に見えるが これは心配ない。そのまま刃を当てると削り続けることが出来る。モンローさん自身が「このように設計してある」と言っていた。
これを知らないと いちいち刃を緩めて詰まったカスを取り除くという面倒で無駄な作業をしてしまうことになり「これは目詰まりばかりして良くないツールだ」と判断してしまうことになる。
刃が切れなくなると削れなくなってしまうので切れるように研ぎなおさなければならないのは しかたがないことだ。

まだ熟練していないので口のすぐ内側はこのミニでも上手く削れない。で ハムレットのミニホローイングツールHCT133~135で削るようにしている。このツールは 「とても使い難いのでいらない」と新品同様の物を格安で譲っていただいた3本組み でとても役に立っている。

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