goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

何が原因だったのか

2015年03月15日 09時03分29秒 | 思考試行

原因があるから、出来事が起こるのであって、その原因を把握できていれば、同じような失敗をする可能性はドンとすくなるなることは間違いない。

とりわけ航空機事故など、ブラックボックスを回収して、その事故原因が徹底的に究明される。一度起こると大きな事故となるが、自動車や、他の事故原因と比べると、確率的には安全度が高いらしい。

最近、世界中の飛行機の運行状況が一目でわかるというサイトをみたが、ものすごい数の飛行機が運行されている。軍事用のものとか、政治向きのものはもちろん入っていないらしいが、その数の多さに圧倒される。その数が分母にくるわけで、事故があれば、直ちにカウントされるが、極めて安全度の高いものとなる。

事件の原因をどうやって調べるか、ここに、いろんな意図が入り込む。事件の本質を、回避しながら、自らの利益を確保しようと、原因をねじまげてくる。そんなことが、まかり通っている。改善は、このあたりからも、手をつけなくてはならない。

 


決断

2015年03月14日 13時22分16秒 | 思考試行

肝腎なときに、決断できないようでは、事態がすすまない。まずは、決断がいる場合がある。その決断がチャンスを生かせることになるのか、ピンチを迎えるきっかけとなるのか、それは、経験と勘、積み重ねてきた情報量によって、選択の成否を決める。

ピンチを恐れて、逃げれば、それまでであるが、チャンスとみて、決断して実行に移ることで、新しい展開が始まる。あらゆる能力を総動員して、実行するなかで、様々な局面に出会うことになる。

これこそ人生である。生きる喜び、人とつながる喜びを味わう。新しい事象は、風景の変更をもたらす。決断がなければ、スタートしなかったわけだから、決断こそ、大事な問題である。

スタートすれば、やるべきことをやっていく他ない。小生にとって、今年は、年初早々から、健康面、生活面、趣味の面、すべてにいままで経験したことのない、事件が連発した。

そして、今回、生まれて初めて、弁護士に仕事を依頼するという決断にせまられ、そうなった。新しい展開の始まりである。つつましく暮らしていたなかで、まさか、弁護士に頼らなければならないような事態に遭遇するとは思いもしなかった。

まさに、人生において、何が起こるのか、解らないのである。このことのきっかけは、単なる私利私欲が動機ではないが、結果として、うまくいけば自己利益が生ずる。だが、こころしておきたいのは、そのなかで、利をめざすことを優先しないことである。


からだとこころ

2015年03月13日 11時44分40秒 | 思考試行

人間は、身体と心でできている。お互いが影響し合い、身体の調子が悪くなれば、こころに影響し、悩みが深ければ、健康状態にも影響がでてくる。

長命の人たちが、よく言っているのは、くよくよしない、であったり、陽気であったり、無理はしない、食べ過ぎない、よく寝る、だったりする。悩んで悩んで、長生きというのは、聞いたことがない。

長生きだけがいいとは思えないけれども、短すぎる人生は、問題である。残された人々の悲しみが大きすぎる。

そこそこに、年齢を重ねながら、それなりの後処理が可能な状態にできるならば、いい人生だったといえるのではないだろうか。

ただ、社会的にみると、人類社会は、苦悩に満ちている。その原因はどこにあるか。激しい競争だったり、闘争だったり、利害関係のぶつかり合いだったり、個人のあまりにつよい欲望のために、他者の犠牲を強いているとか、さまざま原因が考えられるけれども、個々人が、その生き様について考えるならば、かなりの改善が期待できるのではないだろうか。

なんだかんだと言いながら、昔と比べれば、これはよくなっている、と思えることは、あきらかに増えている。あちこちで、努力がなされているのである。

人間の存在、仕組みについても研究が進みつつある。自分の身体とこころの状態に耳をすませて、検証していきたいと思う。


タイでタクシーの中に現金をおき忘れたが、戻ってきた

2015年03月12日 18時55分53秒 | 思考試行

ニュースでやっていたが、これこそ、いいニュースである。番組では、諸外国の現状も報告されていたが、日本のように、届けのあった9割もの忘れ物がかえってくる国は、特殊なようだ。

アメリカ、フランスなど、帰ってこないのが普通だし、第一届けをすれば、時間がかかり、しかも出てこないという。中国などは、警察に届けると、横領されるという。

これは、なんということか。日本の良さは、ここに、現れている。こういう現状は、誇りとしていい。それこそ、世界に広げたいものである。

平和憲法も然りである。敗戦となって、押し付けられたかもしれないが、手続きを踏んで、日本の憲法はできたのである。ここを弱みとして、なめてくるような国は、武力で対抗すべきではない。品の悪い連中には、しかるべく戦術を考えなければならないが、同じ土俵ののぼるような馬鹿げたことはすべきではない。

日本の民度をもってすれば、これは、世界のリーダーにならなければならないぐらいである。なお、民度を高め素晴らしい世界のモデルになっていくべきだ。

タイでも、そういう事象がでてきたということは、素晴らしいことである。日本に比べて、年収が低いにもかかわらず、こういう上品な人がいるのである。タイに好感を持った。


戦争は暴虐の限りを尽くす

2015年03月11日 08時45分18秒 | 思考試行

今日は、東京大空襲の日である。空襲は、まず、ぐるりから、周囲から始まったという。その後、円周の中を、爆撃したという。そして、非戦闘員の普通の人々が暮らす、頭の上に、爆弾が降り注がれた。

10万人もの人命が奪われた。

戦争は、まことに恐ろしい。人が人でなくなる。これが、戦争の実態である。なぜ戦争になったのか。安倍首相は、終戦70年を期して、談話を発表する。何を言うつもりだろうか。

中国、韓国など、厳しい目で、これに注目する。はたして、隣国の、さまざまに、被害をうけた感情がどのようになるのか。日本が何を発言するのかで、今後に影響するメッセージとなる。

本音をありのままに言えばどうなるのだろうか。思いのままに、そのありったけを話せばどうなるのだろうか。敗戦国が、どう主張しようと、その主張は、戦争で決着をみたのである。

しかし、それでは悔しいのであろう。村山談話から、キーワードを除こうとしていると伝えられる。それで、周辺国との関係がうまくいかなるとしたら、この言葉は、大変な意味を持つ。

さて、どんな談話になるのか、注目したい。


メルケルさんに賛成

2015年03月10日 10時29分53秒 | 思考試行

明快である。福島の事故をみて、ドイツは、原発から手を引くことを決めたという。そして、先の大戦からの反省と、周囲の寛容さのなかで、今のドイツがあるとする。歴史の総括が必要であるという。

日本は、安倍政権になって、「とりもどそう日本」などと言い出し、憲法改悪、自衛隊の海外派遣、戦争のできる国を目指そうとしている。村山談話のみなおしを検討している。

その本音は、できるかぎりおさえながら、民主党政権をありとあらゆる妨害をして、まさに悪辣な手段で、立ち往生させて、それを失政とした。自民党が、何をしてきたのか。その悪辣さを忘れてはならない。

民主党は、あきらかに、新しい方向を提示した。失敗は成功の元である。国民の側をキチントみて、努力を続けるならば、かならず、政権復帰は可能だろう。

ただ、体質のなかに、反共的姿勢がある。共産党と協力共同できるぐらいに、体質をかえ、したたかな平和外交、国民サイドにたった、政策を提言できるならば、政権奪取は可能とみる。

日本が、真に、平和国家として、世界に貢献できる国になるために、やるべきことは古い日本の体質にもどることではない。新しい、民主的な、国になっていくために、努力が必要である。

地道な、国民に目をむけた暖かい政治を、展開していかなければならない。動かない政治、行政では、いけない。


やるべきことをやるのみ

2015年03月09日 09時06分56秒 | 思考試行

かつて日本は、大東亜戦争に突入したときの経緯を、統制のきかない軍隊、指令系統が明確でなく、一部はね上がりの者の影響もあって、ズルズルと、戦争に入っていったように言う人もいる。

絶対的な権力者がいて、一糸乱れずに、戦争へと突入したのではないようなのである。状況は、徐々に厳しくなり、日本の存立基盤がなくなるとして、闘うほかないと、一線を越えた。

庶民は、モヤモヤしていたから、開戦でスッキリしたと思った人が存外多かったようである。そして、敗戦、これは、アッサリと受け入れられた。一億玉砕の声もあったが、この声に庶民がのることはなかったし、天皇を責める声もあがらない。

占領軍への抵抗もない。そして、アメリカに追従していきながら、子分として、適当な付き合い方をしてきた。朝鮮戦争や、ベトナム戦争に、兵力をつぎ込むことをせず、経済的繁栄に、これを利用してきた。

その雲行きが、徐々にややこしくなってきている。集団的自衛権を言い出し、自衛隊を簡単に動かせる道を探っている。安倍政権は、本音を小出しにしながら、ゆくゆく一人前の国となるべく、準備をチャクチャクとすすめてきている。

そこで、庶民はどうすべきか。戦争になって、誰が辛い目にあうのか。誰が利益をうるのか。自らの目で、見、判断し、政治の動きを監視しなければならない。かれらに安易に投票してはならない。

アメリカは、オバマケアを活かせないでいる。制度ができても、これを助け合いではなく、儲けの手段にする連中がいて、その術中にはまったようだ。

国民が、暮らしやすい世の中をつくるためには、これらの害悪をもたらす連中を、はっきり見出し、かれらを駆逐する手段を発見しなければならない。「天は自ら助く者を助く」である。


宇宙からみて

2015年03月08日 09時33分30秒 | 思考試行

宇宙人としての人間が存在する。もしか、地球のような星を発見した地球外生物がいるのなら、それは驚くだろう。地球人が、宇宙彼方に出かけて、地球のような星を見つけたとしたら、なおのこと、驚くにちがいない。

科学技術は、地球の成立や、生物の進化について語る。人間社会の歴史についても考古学的視点から、かなりの秘密を解いてきている。

それでもなお、人類は、すべてを知りえないし、まだ発展途上にあるのは間違いないだろうが、地球の存在というのは、まさに宇宙的規模でも、奇跡的な存在として、ある。

この地球上に棲むのは、一人人間だけではないが、それぞれの生命は、環境や条件に沿いながら、懸命に生きている。これらを人間一人の都合で、好き放題にすることはできない。

だが、人間社会は、独善的にふるまい、そして、人間同士自身が争いをやめず、その根本原因を究明することなく、病根をかかえて呻吟している。

宇宙から、美しい地球を見たとき、人間が何をなすべきかを知るのではないだろうか。とりわけ、為政者、権力者、政治家らは、この光景を是非、見るべきだ。


時のすぎいくなかで

2015年03月07日 11時24分32秒 | 思考試行

着実に、時はすぎる。歩みは、遅いようにみえて、とどまるところを知らないから、あれもこれもと思っているうちに、何事も充分な成果をみることなく、時だけが、進んでいくようにみえる。

時のながれに、どのように対処するのか。

それは、個々人にとって、どう目標を設定するのか、どういう生活設計をするのかにかかっている。なんとなしに生きていけば、そのようになるし、意識的に計画をもち、生活に臨むのとは、大違いである。

計画がどのようなものになるのかは、個々人の人生観、価値観によって決まる。狭い視野であれば、それなりのものにしかならないし、漠然としたものであっては、用をなさない。

自分の人生は、まさに自分だけのものである。他者と関わりあいながら、お互いが、お互いに影響を与えたり与えられたりしながら、生きて行くのだが、最終決定は、自己自身が持つ。

誰のせいでもない、自分の責任で事に臨む。当然ながら、社会の動き、政治の動きにも敏感に察知しながら、参加していくことが重要である。

無関心であってはならないし、泣き寝入りなどもってのほかである。


ケンカはしない方がいいのはあたりまえだが

2015年03月06日 22時00分32秒 | 思考試行

ただし、軽んじられたり、意に沿わないことがあれば、我慢ばかりしていると、健康によくない。反撃も時に必要である。上から目線で、そんな立場でもないのに、そうするものがいる。放っておくと、どんどんつけあがる。

商売でも、自分が有利とみれば、平気でどんどん自分の都合のいいように、仕組みをかえ、ルールを変えてくる。慣行や、経緯などお構いなしである。

これが、新自由主義のなせる業である。弱者は、さらに弱点をつかれて、浮き上がることはできない。ひとにぎりの人間が、欲しいままに、自らの富をさらに増やして、その欲望はとどまることを知らない。

こんな連中とは、当然ケンカしなければならない。放置しておくと、ロクなことにはならない。どう反撃するか、彼等の実態、生活ぶりを白日のもとにさらして、あますところなく、その醜さ、あくどさを暴き立てることである。

弱者に効果的な「寄付」をさせることである。国際的に、こういう連中の存在を明確にし、その行状をあきらかにしていくことである。彼等の「寄付」の実態を、公開すべきである。

儲けは、多くの人から搾り取ったものであり、それらを還元させなければならない。どうやって、みんなが人間らしく暮らせるのか、真剣に考え、行動させなければならない。

そうでない人間社会など、糞食らえである。そんな社会は、存在する価値がない。


問題整理、解決のために

2015年03月05日 21時56分10秒 | 思考試行

いくつかの課題があって、そのどれもすぐには解決できないとすれば、それが、深刻なものであれば、夜になって寝るときになっても、休むことができない。眠れないことになる。問題を一度には解決できないし、優先順位をつけながら、できるところから問題に向かうほかない。

あれもこれもと、問題を整理しないままに、事に臨もうとすれば、この睡眠不足を招く。問題を整理し、順位をつけて、準備し、着実に実行していくなかで、成果がでれば、達成感もうまれ、自信もうまれる。

焦ることなく、やれるところから、実行していくことである。

眠れないときには、眠らずに、問題を整理してみることである。堂々めぐりをしていたのでは、問題を解決できない。選択と集中である。

一度にやれることは、限られている。一つずつ問題に対処していくことしかないのであって、問題の整理こそ不眠からの脱出を可能とする。

実行こそが、問題解決に向かう道である。ただし、考えなくてはならない。やみくもに実行するのではなく、そこには、深い思考も必要である。冷静に判断し、実態をよくよく分析しなくてはならない。

利己主義でなく、利他的に考えることも重要である。利己的な考え方には、狭さがあるし、問題の本質的な解決は不可能である。この辺も、大事なポイントである。


ごまかしの世界

2015年03月04日 22時21分06秒 | 思考試行

人間社会がどのように進化していくのか、それとも、さまざまな矛盾、困難に埋没して、滅びへの道をひた走るのか。

ずっと、危機的状況が続いているようにみえる。明るい未来が、なかなか見通せない。人間の質がどんどん下がっているのでないかと危惧する。

安部総理の議会での野次騒ぎで、彼の品性が暴露されたが、「談話」をめぐって、画策している話を聞いていると、どうやら、彼のガラの悪い思惑が通りそうで、日本が戦争のできる普通の国への道をどんどん進んでいるようだ。

こんな様子は、先の大戦で、多くの国民があれだけ苦しみ、悲しみの坩堝にあったことの教訓が、すっかり消滅してしまったかの如くである。

世論の動向も、厳しい反対の動きが見られない。まさに、危機的状況である。とりわけ、若者たちの反応が弱い。すっかり、管理されて、おとなしい羊のようになっている。

あちこちで、管理されてきた効果が、十分に効いてきているかのようだ。

生きている人間にとって、自らの意志を示せないような、管理された状態というのは、まさにごまかしの社会である。こんな状態が、まっとうな人間社会とはいえない。人間が生きているとはいえない社会である。


五分の一になった損保代理店手数料

2015年03月03日 17時27分16秒 | 思考試行

損保代理店手数料が、普通の手数料の五分の一となった。保険商品の手数料が、ここまで減らされると、完全な赤字となるものがでてくる。

キャッシュレスがすすみ、銀行の振込手数料は代理店負担となっているが、この振込手数料だけで赤字になってしまうのである。これでは、ビジネスとはいえない。

銀行のボランティア?保険会社は、当方から取り上げた手数料部分をどこへ持って行っているのだろうか。顧客の保険料は、どんどん値上げしてきているし、社員の数も減っているようだし、それは、株主の配当へ回っていることになる。

何の仕事もせず、ただ、資本を投じるだけのものが、一番儲かる世界になっている。こんなの不公平だし、経営陣も株主の意向は絶対だから、彼らの言い分がすべてとおり、かれらが、一番力があることになる。

それにしても、簡単に手数料を五分の一にされても、なんでまだ仕事を続けるのかであるが、ここへくるまでには、顧客との関係がある。頼りにされたり、信頼されたり、たまには、アンタでなければダメだ、なんと言ってくれる方もいる。

それで、ついつい続けることになる。それにしても、ひどいもんである。こんなことを平気でやる連中がいるということ自体が、「イスラム国」が発生する原因ではないか。当事者は、不満に満ちている。

ビジネス自体が成り立たないのだから、どこかの時点で、けたぐりをかますか、背後からどないかするか、なんて考えるのも、無理はない。


三橋氏の「先進国の定義」に感心

2015年03月02日 09時12分23秒 | 思考試行

三橋貴明氏のブログをみていると、全部が全部同意見ではないが、なるほどと思わされることが多い。全国を講演で飛び回り、旺盛な執筆活動をしている人だから、大海の一滴にもみたない小生ごときが、云々できる相手ではないが、それでも、感心したときには、感心したと言うぐらいのことはしてもいいだろう。

定義の内容は、自分で自分ことがやれるか、ということのようである。江戸時代の日本は、自分で自分のことをやれていたのだから、明らかに先進国であったとする。ただ、技術の面で遅れていたために、後進国の立場をとるよりなかったが、その後、急速に克服して先進国になったとする。

国と国の関係は、現在抱える世界の大きな問題、課題であるが、いずれ人智は、これらの解決をしていく現実的な解決方法をひねり出すと考えているので、それほど心配はしないのだけれど、安倍さんのやり方、自民党の現状をみていると、波乱がありそうで、直近では、些か心配である。


事件の中にはひとつではない原因がある

2015年03月01日 10時42分23秒 | 思考試行

川崎の中学生の事件には、やはり、複合的な原因がある。子供同士の問題、家庭の問題、学校の問題、地域の問題、そして、社会、政治の問題、すべてが関わってくる。ラインの問題も大きくとりあげられているが、ひとつの事件のなかに、社会の構造、矛盾、改善すべき点がうかびあがってくる。

安倍政治は、憲法を変えるのに、躍起となっている。戦争への道をひた走っている。憲法を変えるのに、抵抗感のないところから始めようと、いきなり9条をかえるのではなく、だれもが反対しないことからやろうという動きがあるらしい。そして、最後は、9条で行こうという作戦である。

1人前の国になりたい、舐められない国になりたい、その一心である。そこには、戦争を絶対にしない、という決意はない。場合によっては、いつでも戦えるようにしたい、のである。かつての悲劇を忘れて、武力で世界に臨もうというのである。そんな方向がいいはずがないが、彼らは本気である。この国は、ついに、戦争をする国になってしまうのであろうか。

貧困、格差社会は、そのための布石ともいえる。兵隊を作り出すための下準備である。貧困層がなければ、兵隊のなり手がいないのである。非正規雇用を拡大し続ける。格差社会を是正する気はさらさらないのである。