空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

苦しみの果てに

2015年03月29日 13時24分25秒 | 思考試行

仕事というのは、多かれ少なかれ、苦労がつきものだと思うが、それでも、例外的に、楽しみながら仕事をしている人もいる。いや、案外、逆に仕事に救われ、苦しみといいつつ、仕事のおかげで生きているのかもしれない。

動物としての人間は、じっとしてはおれないわけで、なんやかやと動いていなければ、それこそ生きてはいけない。どうせ、仕事をするのなら、そこから生きがいを見出したいし、やる気も起こしたい。

だが、人をクイモノにする制度を、国は入れてきた。派遣業法を、政治権力は、もちこみ、金儲け主義の連中の肩をもち、多くの人々に犠牲を強いて、富の格差拡大してきている。ために、生きがいをうばわれ、生活を楽しむ余裕もない多くの人々を生み出してきている。

世界に目をむけても、資本の都合のいい仕組みが、まだまだ蔓延している。テロが起こる原因の、その大元を放置しておいて、武力でこれを鎮圧しようとしても無理である。

何故、耐えられないような苦しみに人を追い込むようなことをするのか、そこに痛切な反省がなければならない。表面的な、小手先の手段では、問題の解決はない。

多くの苦しみの体験の果てに、人類は、どのような解決策をうみだしていくのかが、問われている。

結論的には、富の偏在こそ大元の原因である。ここに、メスが入らなければ事態の改善はない。