肝腎なときに、決断できないようでは、事態がすすまない。まずは、決断がいる場合がある。その決断がチャンスを生かせることになるのか、ピンチを迎えるきっかけとなるのか、それは、経験と勘、積み重ねてきた情報量によって、選択の成否を決める。
ピンチを恐れて、逃げれば、それまでであるが、チャンスとみて、決断して実行に移ることで、新しい展開が始まる。あらゆる能力を総動員して、実行するなかで、様々な局面に出会うことになる。
これこそ人生である。生きる喜び、人とつながる喜びを味わう。新しい事象は、風景の変更をもたらす。決断がなければ、スタートしなかったわけだから、決断こそ、大事な問題である。
スタートすれば、やるべきことをやっていく他ない。小生にとって、今年は、年初早々から、健康面、生活面、趣味の面、すべてにいままで経験したことのない、事件が連発した。
そして、今回、生まれて初めて、弁護士に仕事を依頼するという決断にせまられ、そうなった。新しい展開の始まりである。つつましく暮らしていたなかで、まさか、弁護士に頼らなければならないような事態に遭遇するとは思いもしなかった。
まさに、人生において、何が起こるのか、解らないのである。このことのきっかけは、単なる私利私欲が動機ではないが、結果として、うまくいけば自己利益が生ずる。だが、こころしておきたいのは、そのなかで、利をめざすことを優先しないことである。