人間にとって、心地いいのは、助け合うことではないだろうか。ともに、切磋琢磨して、努力することはいいが、勝ち負けにこだわっているようでは、いけない。
たしかに、競争相手がいないと、怠けるというか、全力を出さないという傾向があることは否めない。其の辺は課題としながらも、お互いが全存在をかけて闘い、負けた方は、そこで、完全淘汰というのも、人間社会においては、なじまないのではないか。
まさに弱肉強食の世界から、進化して、競争しながらも本質においては、助けあうことを知っている動物でありたいし、そうでなければ、人類社会の進歩はのぞめない。
いま、新自由主義とやらで、格差拡大はどんどんひろがり、日本でも、若者が結婚さえできないという状況がうまれきている。
橋下市長や、規制緩和を云々する連中は、要するに弱肉強食を是として、格差拡大を目指しているとみて間違いないのではないか。彼等の本質をみぬかなければならない。