落語家としての米朝さんの死亡は、大きなものがあるだろう。だが、大新聞の朝刊のトップ記事というのは、いかにもそぐわない。異様に感じる。何かあったのか。言論封殺か。それとも逃げたのか。
国会では、集団的自衛権をめぐって、自衛隊を大きく変容させようとしているなかで、論議が始まっている。今後の日本がどうなっていくのか、あきらかに大問題である。
他の新聞はどうなっているのか。朝日がこれでは、他の新聞もそうなのかもしれない。後で調べてみようと思う。赤旗は、チャント志位委員長のコメントをトップにあげて、問題意識を打ち出している。
世論は、自発的な動きをみせないが、これは、国民の意識が相当鈍感になっていることを示すと同時に、マスコミに大きく影響されているのではないかと思われる。
この傾向は、マスコミが権力におもねったのか、あるいは、健康な問題意識をもっていないことを意味している。