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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

この世をよくしようと思っているか

2014年11月20日 22時14分01秒 | 思考試行

高倉健さんが亡くなった。追悼番組が、つぎつぎと流されている。ヤクザ映画が長かったけれども、その後は、いい映画ばかりに登場している。そして、その人間性が紹介されている。心配りのできる、本当にいい人だったんだということがよくわかる。まっすぐである。

党利党略で解散をした政治権力者の考えに、本当に、国民生活をよくしようという気持ちがあるだろうか。もしあれば、戦争が可能となるような、憲法解釈を閣議決定するだろうか。テロとの戦いと称して、権力が秘密を保持し、国民に恫喝を加えるような法律をつくるだろうか。

そもそも、テロを起こそうとする人は、止むにやまれぬ事情があったのではないだろうか。興味本位で、身を投じる人ばかりではあるまい。そうした状況に追い込んだ事情が考えられているだろうか。それは、戦いで解決できる問題ではないはずだ。

そして、労働者派遣法で、労働者の誇りと、生きがいを奪い、結婚さえままならないような境遇に若者を追い込むだろうか。安倍さんの本音は、あくまで、昔の日本を取り戻したいのではないか。憲法をかえて、外国になめらない国づくりをしたい、そのためには、国民を戦争に巻き込むこともありうるぐらいに考えているにちがいない。

国民の立場にたつならば、戦争なんてとんでもないことは、当然だし、本当に人類の世界をよくしようと考えているならば、それはわかることである。それが、今度の選挙で、明白になればいいのだが、安部首相の思惑どおりにいくならば、けっこう怖い世の中になる危惧がある。