朝日新聞には、オピニオンリーダーにきちんとなってほしいと思っていたが、深刻な反省のもと、姿勢を変えることができるならば、それは可能だし、今、かなり、好ましくなってきていると思う。
日本国民だけではなく、人類社会全体に視野を広げ、何をなすべきか、そのために、紙面をどのようにしていくのか、調査力を生かして、人類社会に貢献していく役割を発揮してほしい。
国連のMDGsが、来年目標年度の最終年となる。世界が地球社会全体の貧困や、疾病や、格差や、こども、障害者、教育などなど、問題改善にむけて2000年から取り組んできている。
これには、日本も関わってきているが、こういう活動は、世界にとって、かつてなかったことで、朝日は、こうした問題にも、より積極的に取り組んでいくべきではないか。
こういう動きの対極としての、新自由主義と呼ばれる、弱肉強食を是とする動きが目立つなかで、助け合っていくことの実行、考え方があたりまえにならなければ、世の中、まことにつまらない。
朝日新聞が、本当に立派な新聞として立ち直ってくれることを期待している。できないはずがない。