昔、共産党がそうとう元気がよかったとき、それこそ政権をとるかもしれないと思われるほどの勢いがあったとき、ありもしないデマが、よく流されていた。
ソ連から、金がきている。中共から金がきている。・・・極左勢力を泳がせて、彼らは、共産党の仲間だ。といいつのる。
マスコミは、共産党を差別的に扱う。・・・共産党は別として、扱う。「アカ」と片付ける。意味も知らずに、嫌悪感を持たせる扱いをする。
企業でも、どこでも、共産党分子には、厳重に、警戒する。ありとあらゆる弾圧政策をとる。戦前の非合法時代をそのままひきつぎ、常識とする。
中国、北朝鮮、ソ連・・・この状態が、いかにも社会主義のモデルにはなりえない状態をいかし、資本主義が優位として、これしかないようになっている。
だが、現実に、人類が平和に、お互いが助け合い、人間らしく暮らせるようになろうとすれば、そこには、弱肉強食や、弾圧や差別、区別など、改善、改革すべきことは、いくらでもある。
よくよくみれば、やはり、どこの政党が、どんな主張をしているか、何をしようとしているかは、見えるはずである。
そうはいっても、簡単ではない。あたりまえのことが、まだまだ、あたりまえではない。今は、悪質なデマを公然と流すことは、あまりしていないのかもしれない。デマではなく、無視してかかっているのである。注目させない工夫をこらしているようだ。
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