最近、わが、奥さんがどんどん成長している。少しの時間をみつけて、俳句の勉強や、筆ペン習字をしている。そして、その成果は着々と上がっているように見える。
映画「武士の家計簿」をみて、「精進せえよ・・・」という台詞があったらしい。一緒にみていたのに、当方はとんと記憶がない。それに、刺激を受けたという。最初はそのことを、小生には言わず、ただ、俳句をやってみようかなと、言って、NHKの俳句講座を受講し始めたのである。
筆ペン講座も、書店で本を仕入れ、気に入った本を入念に選んだ。気に入るいうことが重要なようで丹念に練習を続けた。
着実な成果が出てきた。字が公平にみて、急速に上手になってきた。読みやすく、丁寧になっている。当方も影響をうけて、丁寧に書くようになった。技術については、興味がないので、そのままだが、丁寧に書くということは、素直に影響を受けた。
そして、俳句。これは、奥が深そうで、これこそ、勉強の範囲が広がったといえる。森羅万象が対象なのだから、これも、素晴らしい効果が出てきている。全然できないと言っていたのが、講座の指導に従って、作句している。感性も磨かれてきているようだ。
感受性は、密かに、当方の方があるかな、などと思っていたが、自転車を思い切りこぎながら、歌をうたっていた子らをみたといって、作句しようとあれこれトライしている。観察しようとする目がある。すばらしい目覚めのようだ。この芽をつまないようにこころがけなければ。