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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

どういう親子関係なのか、そこに大事なものがある

2012年12月04日 06時33分06秒 | 思考試行

共産党から、父親と同時に息子が、衆議院議員に立候補していることについて、マスコミはそれほど注目していないようだが、これは、まことにいぶかしい。

イジメ問題が、教育界のみならず、あちこちで存在し、家庭の中でも、多くのニートの存在が問題となり、さらに、若年労働者の非正規雇用、劣悪な労働条件と、これだけ、人間関係が崩落しているなかで、まったく条件に合わないどころか、社会の変革をうたい、資本と対立する考え方を堂々主張するという姿は、現代の奇跡ともいえる。

中国の共産党員は、権力を持ち、裕福なくらしをしているらしいが、日本ではそうはいかない。裕福な暮らしを求めて活動しているとは思えない。日本の共産党が権力を握れば、やはり同じになるのだろうか。その可能性があるだろうか。あるかもしれないが、今は、全然ないだろう。

むしろ、新しい社会の展望を開く考え方、本物の考え方がそこにあるのではないか。先進資本主義国のなかで、共産党の位置は容易に存在できるものではない。アメリカ大統領と志位委員長が、会っている。オバマは、その後「弾圧」してきていない。その存在を否定してはいないのだ。

そこに、正義があると思うから実行している生き方。当然と言えばそうだが、それは為しがたい。それに人生をかけて実践している親子鷹である。ぜひ、とりあげてほしいものである。

どういう親子関係だろうか。共産党とはなにものか。きちんと取材するならば、そこから多くの「宝物」が出てくると思う。朝日新聞の曽我豪さんいかがでしょう。