空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

小選挙区制のつまらなさ

2012年12月14日 11時15分15秒 | 思考試行

多様な意見があって、10人十色が普通だと思う。それを相対的にもっとも多いものにすべての権力を与えようとすれば、他のものは不満をもつのが当然である。

多様な意見が、集まって議論するなかで、一致できるところを探る、そんな作業のなかで、健康な結論が得られるのではないだろうか。

もっとも少ない支持率でも、議席を独占できる仕組みというのは、議会制度を壊す企みを持っている。議会なんて、最初から無視しているのであって、特殊な意見を、あたかも大多数なものに見せかける仕組みにほかならない。

平気で、こんな制度を導入するのだから、こんな制度を考えたヤツは、ロクなものではない。えらそうな顔をして、多数派ぶっても、その本質は、けっして多数ではないのである。形の上で、多数をとって、権力を独占する狙いである。

少数者が、権力を握る手段として、うまいことを考えたものである。多数の意見を反映せずに、無理をしている感じが強い。いつまでも、こんなことを続けるわけにはいかないのだが、それには、矛盾がもっと深刻にならないと変わらないのだろうか。