人間の嘘は、なかなか見抜けない。犯罪者は特に嘘をつくのは当たり前として、その嘘を見抜き、証拠化することは、至難の業である。アメリカでは、お撮り捜査が認められている。今朝のテレビで、そんな実例が出されていた。
これは、日本でもやればいいかもしれないと思った。嘘をついても構わない、こういう考えを持つ人にきちんと対処するのは難しい。技術的に対処する方法があれば、そうした考えにたいして効果的なのではなかろうか。
政治家の嘘は、どのように暴かれるべきだろうか。みんな「助け合い」をいう。本当だろうか。明らかに本音とちがうことを言っている人がいる。本当に、庶民の暮らしを良くしようと考えているだろうか。自分の権益だったり、自分の都合だけで動いているのに、それを覆い隠す。
アメリカ流の自由というのは、この「助け合い」の精神からは遠いところにある。自由の名のもとに、他人を利用し、踏み台にしても、構わないという非情さがある。こんなのは、人間の考えることではない。
TPPには、その本音がアカラサマである。これに安易に乗ることは、アメリカ流の非情の世界に入っていくことを意味する。