寒い寒い状況だと言わざるを得ない。中国、北朝鮮、いずれも、いかにもいかがわしい。そして我が国も、形は違うが、政党の抗争ぶりを見ているとガッカリする。
どうして、自民党なんぞをみていると、こんな政党が長年政権をとっていたのかと不思議である。特権の官僚を普通の人はみる機会がないから、彼らが、どんな風に日常生活を送っているのか知らない。自分のことを、雲の上の人と思っている人間たちだ。傲慢なものである。
これが、自民党を手玉にとり、支配者として君臨してきた。庶民のことを、シモジモとしか思っていない。この牙城を突き崩そうとしたのだから、民主党は大したものだったのである。
しかし、結局は、彼らの術中にはまってしまった。消費税のことを言わされて、選挙で負けて、意地悪の限りをくらって、自民党の邪魔につぐ邪魔にあって、何も決められなくなり、犯罪者のような扱いを受けて、今に至っているのである。
憲法違反の自衛隊を作っておいて、実態に合わないから、憲法を変えるという。こんなヤカラのイイグサの自民党は、今や、支持率がもっとも高いのである。
中国や北朝鮮をみていると、韓国もそうかもしれないが、日本をなめきっている。そんな状況が、コワモテの右寄り傾向がウケル理由なのだろうか。戦争のできる国にしたくてしようがない連中の声が大きくなってきている。