空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

今度の選挙は重要だが

2013年07月07日 14時38分16秒 | 思考試行

自民党が勝利すれば、間違いなく、憲法へ手をつけてくる。非正規雇用でヒーヒー言わされている若者たちへ、正規の軍隊の兵隊にならないかと、おおいに誘いの手がまわることだろう。

憲法で認められた正規の軍隊である。ややこしい他国からの干渉をはねのけ、毅然として国家の威信を示すことができる。しかも、保険、年金、誇り、までついてくる。

戦争ができる国となって、アメリカと対等に渡り合い、紛争地域にもアメリカの弟分として、尖兵となって、闘うのである。それが、現実のものとなる危険性が極めて高い。

安部クンは、本音を隠さず、憲法草案も出した。共産党など、非合法になるかもしれない。公共の秩序に違反するとやればいいのだから、そうなれば、言論の自由など、決められた枠内のことになってしまう。事実上なくなるのである。

国民は、あまり深刻には考えてはいないようだ。世論調査では、自民は過半数の勢いとある。議席を安定的に確保すれば、この3年間で、態勢固めをする。非民主的な立法が続くだろう。

こんなことを書けるのは、もうあとわずかかもしれない。さて、どうなるのか。利権と権力と結びついて、どういう舞台をしつらえてくるのだろう。民意の反映しない選挙制度、仕組みをつくって、金にものいわせて、世論誘導もする。国民は知っているだろうか。知らんだろうなあ。なんせ過半数の勢いだもの。


日本文化とアメリカと

2013年07月07日 14時19分22秒 | 思考試行

損保業界に、サインが入ってきて、便利な三文判の出番がなくなった。日本では、従来、三文判での契約が当たり前であったことから、重要な契約に関しては、印鑑証明つきの印鑑と三文判での使い分けをしていた。

契約に関しては、本人確認について、それほど厳格とはしていなかったキライがあるのは事実だけれども、そほどの不都合も聞くことはなかった。

自動車保険にしろ、火災保険にしろ、他人のために保険料を負担して、本人になりかわって契約するのは、必要があってするのであって、通常は、それほど意味がなかったのである。

それが、欧米流にサインで、契約となると、実際に本人が書かなくてはならないから、不都合を生じたのである。日本流にいえば、不正の場合と、都合の場合は、明らかに区別するし、わかっているが、第三者に対しての証明ということになると、怪しいところがあった。

しかし、それが日本流であって、誰が見ても正しいとか、あとで、本人の署名ではないなどといって、ひっくり返すことができる欧米流とは一味違っている。

ここは、個の世界を重視しする欧米流に、合わせるほうがいいのかもしれない。だが、基本的には自分たちに都合のいい理屈を押し付けてくる傾向には、留意しなければなるまい。