空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

国とはなんだろう

2013年07月23日 12時57分39秒 | 思考試行

それぞれ歴史と伝統があって、愛着があって、海外旅行などしたり、外国との接触のなかで、国民としての意識に目覚めるという。

帰属意識というのだろうか。国内では意識しなかった感情がでてくるらしい。頭では、地球人としてふるまうといっても、自分の国を侮蔑されたり、領土問題など起これば、たちどころに「愛国心」が目覚めるものらしい。

往々にして、隣人との付き合い、隣国との付き合いは、難しい。理解しがたいような感情がある。歴史の経過をめぐって、認識の違いがある。徹底的な学問的追究が可能ならば、そうすべきだろうが、利害関係があって、純粋に実行可能とは思えない。

力関係や紛争の結果で、ある線引きがされる。過去の歴史認識でいがみあい、現在にまでひっぱるのは、恐らくは意図的であって、ほかに狙いがあるのだろう。そういう考え方に違和感がある。

力で、欧米諸国は、アジアを植民地化してきたのは事実であって、それらは今にいたるも、あまり非難の対象にはなっていない。戦勝国のしたことは、問題にはなっていない。

アフリカから、奴隷として連れてこられた黒人の人々、広島、長崎への原子爆弾について、轟々たる非難がまきおこっているかといえば、そんなことはない。戦争の早期収束のためには、やむを得なかったなどと、話が通っている、ということになっている。

いま、自民党政権は、ネジレを解消して、いよいよ自分の思う方向を打ち出してくるだろう。一人ひとりの国民が真剣に考えなければならない時期を迎えている。