(原題:No Reservations)
----このタイトルって、どこかで聞いたことがあるニャあ。
「フォーンもそう思った?
これはドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のハリウッド・リメイクなんだ」
----ふうん。こんなハートフルドラマまでリメイクしちゃうんだ?
「そうだね。
『赤ちゃんに乾杯!』→『スリーメン&ベイビー』の例もあるしね。
こういう映画って、思うにシンプルな方がアメリカ受けするんだね。
ストーリーなんて一言で説明できちゃう」。
---それは言いすぎだ(笑)。
「ニューヨークにある人気レストランの料理長を務めるケイトは
亡き姉の遺児、9才の姪ポーラゾーイを引き取ることに。
それまで目が回る忙しさの中、
完璧に仕事をやり遂げてきた彼女だったが、
彼女の出現により、自分の人生と向かい合うことになってゆく」
---一言じゃないじゃん。
「揚げ足は取らないの。
確かに、もう一つ大きな出来事があって、
彼女が仕事を休んでいる間に、
副料理長ニックが出現。
ケイトをとても尊敬している彼だが、
その仕事のやり方は彼女とは正反対。
厨房に音楽を、仕事には息抜きを……」
---もう見えたニャ。
映画は、最初ケイトがニックを毛嫌いしているのに、
いつしか恋に陥るんでしょ。
しかもポーラゾーイが彼を気に入ってしまう。
「鋭いなあ。
でも、ハリウッドの喜びそうな展開だものね、これって」
---オリジナルがあるんだったら
ストーリーを語っても仕方ないし、
やはり見どころはキャスティングなのかニャ?
「そうだね。
まず主人公のケイトにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ」
---彼女って大柄だし、
繊細なフランス料理には似合いそうにない気がするけど…。
「いやいや。その貫禄で辣腕シェフって感じがよく出ていた。
ニックにはアーロン・エッカート。
これは文句なしのハマり役だね。
昔で言えばジョージ・シーガルあたりのポジションかな」
---で、そのポーラゾーイって難しそうだけど?
「『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブリスリン。
またこれが場をさらうさらう。
出てくる料理ももちろん目を楽しませてくれるけど、
これはよくできた舞台劇を観ている感じ」
---監督が名匠スコット・ヒックスだもんね。
『シャイン』では、オスカーも取っているし。
「あらあら。先に言われちゃった」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「おなかがすきそうな映画だニャあ」
※ホタテ貝のサフランソース添えが作りたくなった度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリス・オフィシャルより。
----このタイトルって、どこかで聞いたことがあるニャあ。
「フォーンもそう思った?
これはドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のハリウッド・リメイクなんだ」
----ふうん。こんなハートフルドラマまでリメイクしちゃうんだ?
「そうだね。
『赤ちゃんに乾杯!』→『スリーメン&ベイビー』の例もあるしね。
こういう映画って、思うにシンプルな方がアメリカ受けするんだね。
ストーリーなんて一言で説明できちゃう」。
---それは言いすぎだ(笑)。
「ニューヨークにある人気レストランの料理長を務めるケイトは
亡き姉の遺児、9才の姪
それまで目が回る忙しさの中、
完璧に仕事をやり遂げてきた彼女だったが、
彼女の出現により、自分の人生と向かい合うことになってゆく」
---一言じゃないじゃん。
「揚げ足は取らないの。
確かに、もう一つ大きな出来事があって、
彼女が仕事を休んでいる間に、
副料理長ニックが出現。
ケイトをとても尊敬している彼だが、
その仕事のやり方は彼女とは正反対。
厨房に音楽を、仕事には息抜きを……」
---もう見えたニャ。
映画は、最初ケイトがニックを毛嫌いしているのに、
いつしか恋に陥るんでしょ。
しかも
「鋭いなあ。
でも、ハリウッドの喜びそうな展開だものね、これって」
---オリジナルがあるんだったら
ストーリーを語っても仕方ないし、
やはり見どころはキャスティングなのかニャ?
「そうだね。
まず主人公のケイトにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ」
---彼女って大柄だし、
繊細なフランス料理には似合いそうにない気がするけど…。
「いやいや。その貫禄で辣腕シェフって感じがよく出ていた。
ニックにはアーロン・エッカート。
これは文句なしのハマり役だね。
昔で言えばジョージ・シーガルあたりのポジションかな」
---で、その
「『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブリスリン。
またこれが場をさらうさらう。
出てくる料理ももちろん目を楽しませてくれるけど、
これはよくできた舞台劇を観ている感じ」
---監督が名匠スコット・ヒックスだもんね。
『シャイン』では、オスカーも取っているし。
「あらあら。先に言われちゃった」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「おなかがすきそうな映画だニャあ」
※ホタテ貝のサフランソース添えが作りたくなった度
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※画像はイギリス・オフィシャルより。
特にアビゲイルちゃんは愛らしい姪っ子で、
これは娘にしたくなるな!って感じです。笑
こういうのって、
やはりキャスティング・ディレクターが巧いんでしょうね。
一昔前だったら、このシェフは
ジェーン・フォンダあたりがやっていたような…
そんな気がします。
『ローグ・アサシン』と共に遊びに参りました。
この頃、まとめての登場で失礼いたします。
オリジナルも未見ではありますけど、この作品とても良かったと思いました。実は、鑑賞前はそんなに期待していなかったんですけどね。ロマコメ系って、何となく食傷気味で。今回もDVDでいいやって思っていたんだけど。急遽、観に行って大正解
30代の働く女性には、色々とツボがあるような気がしました。私は、ケイトのように仕事一筋ではありませんけど。結果的には職場でベテラン扱いされているんですが。『リトル・チルドレン』の時と少し似たような感覚というか、自分を見つめ直す1本だったりしました。という訳で、女性受けすると予想して周囲にもおススメしていくつもりです。
一つ突っ込みを入れてもいいですか。
「ポーラ」は、オーナーのパトリシア・クラークソンの役名で。アビゲイルちゃんは「ゾーイちゃん」だtっと記憶しているのですが。違うかしら。
うわあ。完全に間違えておりました。
今、抹消線で訂正しておきました。
ありがとうございました。
お恥ずかしい限り。
この映画、女性と男性では受け止め方が違うかもしれませんね。
仕事ひと筋脇目もふらずの女性が
男性によって心解きほぐされていく…。
ぼくは、想定内の内容だったなという感じでした。
それでも料理の数々は、ほんとうにおいしそうでした。
オリジナルは未見ですが、良いキャラクター造形だと思います。
後半少々駆け足でギクシャクしてしまうのが残念ですが、いい感じでリラックスして楽しめました。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズをこういう形で使うというのが憎いです。
アーロン・エッカートも『ブラック・ダリア』などより、
この映画のようなラブコメの方が合っている気がしました。