----ニキータ・ミハルコフがこの映画の監督のことを、
「我が国のタランティーノ」と呼んでいるんだって?
これってつまりロシア映画っぽくないってこと?
「他の言い方では、
『まるでタルコフスキーがウォシャウスキーと出会ったかのよう』
なんてのもある(笑)。
確かに、この映画はこれまでのロシア映画とは一線を画する。
旧ソ連映画を見慣れた人にとっては驚きだろうね。
でも考えてみたら、旧体制が崩壊してずいぶん経つわけだし
自由化されてからのロシアで育った若者たちにとっては、
これぞ自分たちの映画と言う感じなのかもね
----だからこそロシア興行史上No.1にもなったわけだ。
そうそう、プレスには『マトリックス』の名前も出ていたけど?
「う~ん。
どちらかと言うと「コンスタンティン」の世界に近いという気がする」
----えっ、天使だの悪魔だの
ハーフブリードだのが出てくるわけ?
「いや、そういうわけじゃないんだけどね。
この映画は“異種(アザーズ)”と呼ばれる
特殊な超能力に目覚めた人間同士の戦い。
“光”と“闇”の両勢力に分かれ長年戦争してきた彼らは、
キリのない争いを終わらせるために
お互いを監視する協定を結ぶ。
闇の異種を監視する光の者を“ナイト・ウォッチ”、
一方、光の異種を監視する闇の者を“デイ・ウォッチ”とし、
以来、世界はそのデリケートなバランスの上で成り立っていたわけだ。
このシーンはいわばプロローグとして描かれ、
中世風の鎧に身を包んだ男たちの血なまぐさい戦いとして描かれる」
----で、話は現代に飛ぶんだね。
「そういうこと。
ここはよかったね。
それこそ『マトリックス』の予言者じゃないけど、
普通っぽいおばちゃんが出てくる。
いったい何が始まるのかと思ったね。
そうそう、ここでは蜘蛛の足のようなものが生えた人形(?)も出てくるよ」
----それは楽しみだ。
「さて本篇に入って、
主人公はナイト・ウォッチのメンバーである一人の男。
映画は、
彼が地下鉄で見た頭上に空気の渦が巻いていた女性、
いにしえの予言が告げていた
光と闇の戦いを最終的に終わらせる者の出現をめぐる謎。
そして、地下鉄にいた12歳の少年を闇の勢力がつけ狙う理由などを
並行的に描いてゆく」
----そして、それがスタイリッシュなんだ?
「う~ん。それはどうだろう。
確かにCGエフェクトは多用されているし、
監督もロシアでトップクラスのCM&ミュージックビデオの監督らしいけれど、
あまりにもショッキングなシーンが多すぎる。
いくら主人公たちがヴァンパイヤ並みに血をエネルギー源(?)にするとは言え、
出血シーンが多すぎて、血に弱いボクにはちょっと厳しかった。
実際、それが理由で最初は一般公開が危ぶまれていたらしい。
映像も話が“ナイト・ウォッチ”だけあって、夜のシーンばかり。
それをスクリーンに映し出そうと言うのだから、
勢い暗闇に光を当てて映し出すと言った手法が多く、
正直目が少し疲れてしまった。
でも次作は『デイ・ウォッチ』らしいから、
これがどう変わっているか興味深いね。
そうそう、最終作は『ダスク・ウォッチ』とか。
これも楽しみだな」
(byえいwithフォーン)
※ロシアも変わった度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリス・オフィシャルサイトの壁紙です。
「我が国のタランティーノ」と呼んでいるんだって?
これってつまりロシア映画っぽくないってこと?
「他の言い方では、
『まるでタルコフスキーがウォシャウスキーと出会ったかのよう』
なんてのもある(笑)。
確かに、この映画はこれまでのロシア映画とは一線を画する。
旧ソ連映画を見慣れた人にとっては驚きだろうね。
でも考えてみたら、旧体制が崩壊してずいぶん経つわけだし
自由化されてからのロシアで育った若者たちにとっては、
これぞ自分たちの映画と言う感じなのかもね
----だからこそロシア興行史上No.1にもなったわけだ。
そうそう、プレスには『マトリックス』の名前も出ていたけど?
「う~ん。
どちらかと言うと「コンスタンティン」の世界に近いという気がする」
----えっ、天使だの悪魔だの
ハーフブリードだのが出てくるわけ?
「いや、そういうわけじゃないんだけどね。
この映画は“異種(アザーズ)”と呼ばれる
特殊な超能力に目覚めた人間同士の戦い。
“光”と“闇”の両勢力に分かれ長年戦争してきた彼らは、
キリのない争いを終わらせるために
お互いを監視する協定を結ぶ。
闇の異種を監視する光の者を“ナイト・ウォッチ”、
一方、光の異種を監視する闇の者を“デイ・ウォッチ”とし、
以来、世界はそのデリケートなバランスの上で成り立っていたわけだ。
このシーンはいわばプロローグとして描かれ、
中世風の鎧に身を包んだ男たちの血なまぐさい戦いとして描かれる」
----で、話は現代に飛ぶんだね。
「そういうこと。
ここはよかったね。
それこそ『マトリックス』の予言者じゃないけど、
普通っぽいおばちゃんが出てくる。
いったい何が始まるのかと思ったね。
そうそう、ここでは蜘蛛の足のようなものが生えた人形(?)も出てくるよ」
----それは楽しみだ。
「さて本篇に入って、
主人公はナイト・ウォッチのメンバーである一人の男。
映画は、
彼が地下鉄で見た頭上に空気の渦が巻いていた女性、
いにしえの予言が告げていた
光と闇の戦いを最終的に終わらせる者の出現をめぐる謎。
そして、地下鉄にいた12歳の少年を闇の勢力がつけ狙う理由などを
並行的に描いてゆく」
----そして、それがスタイリッシュなんだ?
「う~ん。それはどうだろう。
確かにCGエフェクトは多用されているし、
監督もロシアでトップクラスのCM&ミュージックビデオの監督らしいけれど、
あまりにもショッキングなシーンが多すぎる。
いくら主人公たちがヴァンパイヤ並みに血をエネルギー源(?)にするとは言え、
出血シーンが多すぎて、血に弱いボクにはちょっと厳しかった。
実際、それが理由で最初は一般公開が危ぶまれていたらしい。
映像も話が“ナイト・ウォッチ”だけあって、夜のシーンばかり。
それをスクリーンに映し出そうと言うのだから、
勢い暗闇に光を当てて映し出すと言った手法が多く、
正直目が少し疲れてしまった。
でも次作は『デイ・ウォッチ』らしいから、
これがどう変わっているか興味深いね。
そうそう、最終作は『ダスク・ウォッチ』とか。
これも楽しみだな」
(byえいwithフォーン)
※ロシアも変わった度
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリス・オフィシャルサイトの壁紙です。
TBありがとうございます。
確かに映像はなかなか強烈でしたー。
コンスタンティンが好きな人はきっと好きですよね☆
今は続き「デイウォッチ」が気になります。
『デイ・ウォッチ』情報ありがとうございます。
確か、この映画まではアメリカ資本は入ってないんでしたよね。
違ったかな?
■migさん
映像は強烈。
なぜあそこまで血をだせるんだろう。
だんだん麻痺するのも怖いし。
『コンスタンティン』は
エンタメとしてもっと起伏があった気がします。
そういうところがやはりハリウッドかな。
そうか、ご覧になっていたのですね。気持ち悪さ全開でした。女子より男子の方が気分悪くなるんじゃないかと思ったのですが、いかがでしたか?記事にしなかったところを考えると、余り語りたくないという感じだったのかしら?
「ナイト・ウォッチ」試写会に当選したので、ルンルンで行って参ります。相当期待しているので、し過ぎで終わらない事を祈っています。「コンスタンティン」好きだから、ストライクのような気がしています。
そうですね。
「変態」と聞いて期待したら(笑)、
苦手なタイプの変態でした。
最初はなにか書こうかなと思ったのですが、
けなしてしまう流れになりそうな気がしてスルーしました。
やはりぼくは映画の「楽しさ」を語りたいです。
記事に書くのを忘れたのですが、1つ気になった点。
最初は英語で話していた気がするのですが、終わりの方は英語ではなかった気がしたのです(ロシア語)。勘違い?それには特に意味があるのでしょうか?
年度末で疲労困憊だったから集中力が足りなかったアタクシなのかしら。。。
この映画で僕が好きなのは
本編に入る前までかな。
正直、苦手な映画で
お尋ねの点も答えたくても自信がないです。
でも他の方のところを拝見すると、
あのラストは、やはり次回作がちらりのようですよ。
「マトリックス」を超えたようには見えませんでした。
戦闘シーンが少なかったので、物足りない気がしました。
次回作に期待したいと思います。
しょうちゃんの映画鑑賞日記ですが、
ブログを引っ越しましたので、よろしくお願いします。
スゴイとは聞いていましたが・・・ ロシアの映像センスに驚きです。
お引っ越しおめでとうございます。
確認いたしました。
すてきなテンプレートですね。
これからもよろしくお願いします。