(原題:Robin Hood)
----リドリー・スコット&ラッセル・クロウ。
この顔合わせって多いよね。
「そうだね。
ふたりの代表作は
アカデミー作品賞に輝いた『グラディエーター』。
あの映画は、その後の歴史劇ブームに火を付けた。
そんな彼が、この作品で脚本に迎えたのが
『L.A.コンフィデンシャル』のブライアン・ヘルゲランド」
----へぇ~っ。それはオモシロそうだ。
「でしょ。
リドリー・スコットと言えば、
光と影のビジュアリスト。
そこに、脚色の名手が加わり、
誰もが知っている英雄を描くわけだから、
期待するなという方が無理」
----そうか。安心して観られるって感じニャんだね。
「ところがところが…。
この映画は、ある変化球を用意している。
フォーンは、ロビン・フッドと聞いて何を思い浮かべる?」
---- 金持ちからモノを盗み、
貧しい者に分け与える森に住む義賊かな…。
でも、これってちょっと童話っぽい…。
「だよね。
この物語、アプローチとしては
うんと子供よりにすることもできた違いない。
でも、ここで描かれるロビン。
それは、
“自分は何者か?”の自己発見の旅を続ける男。
実はロビンは5歳のとき、父親の処刑に立ち会っていて、
その記憶は彼の中から消えている」。
----なぜ彼の父親は処刑されたの?
「万人の平等な権利を求める自由憲章を創案した…
と、もちろんこの映画の中での話だけどね。
その血はロビンにも流れていて、
彼は、領地を奪い、重税を取りたてるイングランド王に対して
自由憲章の発行を約束させるんだ。
これにより、王に反旗を翻そうとしていた貴族たちの心は一つに。
折しもドーバー海峡から攻め入ろうとしていた
フランス軍に対しても力を合わせて立ち向かう。
こういう、リーダーというか、カリスマ的な役をやらせたら
やはりラッセル・クロウはピカイチだね」
----ということは、映画のクライマックスはそのフランス軍との戦いだね。
「そういうこと。
その迫力は推して知るべし。
さて、この映画によると、
ロビンは獅子心王リチャード1世の十字軍遠征に参加し、
命を落とした王の王冠をイングランドへ持ち帰ったという。
で、そのときに
ノッティンガムの騎士ロクスリーから
領主である彼の父に剣を届けてほしいと頼まれる。
で、そのロクスリーの妻が、
かのマリアン(ケイト・ブランシェット)だった、
と、こういう流れになっている」
----なんだか、できすぎた話だニャあ。
「うん。
これらはすべて元からある伝説なのか、
それともヘルゲランドによる創作なのか?
いずれにしろ、これは『ロビン・フッド ビギニング』。
伝説の始まりとして観るには、なかなか楽しめる。
ただ、これがシリーズ化されるとは思えないけどね」
----それはだれも最初から考えてニャいと思うよ。
「あらら」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「男の子は、だれもが憧れる英雄なのニャ」
※まるで分厚いステーキのような映画だ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
噂のtwitterを始めてみました。
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
----リドリー・スコット&ラッセル・クロウ。
この顔合わせって多いよね。
「そうだね。
ふたりの代表作は
アカデミー作品賞に輝いた『グラディエーター』。
あの映画は、その後の歴史劇ブームに火を付けた。
そんな彼が、この作品で脚本に迎えたのが
『L.A.コンフィデンシャル』のブライアン・ヘルゲランド」
----へぇ~っ。それはオモシロそうだ。
「でしょ。
リドリー・スコットと言えば、
光と影のビジュアリスト。
そこに、脚色の名手が加わり、
誰もが知っている英雄を描くわけだから、
期待するなという方が無理」
----そうか。安心して観られるって感じニャんだね。
「ところがところが…。
この映画は、ある変化球を用意している。
フォーンは、ロビン・フッドと聞いて何を思い浮かべる?」
---- 金持ちからモノを盗み、
貧しい者に分け与える森に住む義賊かな…。
でも、これってちょっと童話っぽい…。
「だよね。
この物語、アプローチとしては
うんと子供よりにすることもできた違いない。
でも、ここで描かれるロビン。
それは、
“自分は何者か?”の自己発見の旅を続ける男。
実はロビンは5歳のとき、父親の処刑に立ち会っていて、
その記憶は彼の中から消えている」。
----なぜ彼の父親は処刑されたの?
「万人の平等な権利を求める自由憲章を創案した…
と、もちろんこの映画の中での話だけどね。
その血はロビンにも流れていて、
彼は、領地を奪い、重税を取りたてるイングランド王に対して
自由憲章の発行を約束させるんだ。
これにより、王に反旗を翻そうとしていた貴族たちの心は一つに。
折しもドーバー海峡から攻め入ろうとしていた
フランス軍に対しても力を合わせて立ち向かう。
こういう、リーダーというか、カリスマ的な役をやらせたら
やはりラッセル・クロウはピカイチだね」
----ということは、映画のクライマックスはそのフランス軍との戦いだね。
「そういうこと。
その迫力は推して知るべし。
さて、この映画によると、
ロビンは獅子心王リチャード1世の十字軍遠征に参加し、
命を落とした王の王冠をイングランドへ持ち帰ったという。
で、そのときに
ノッティンガムの騎士ロクスリーから
領主である彼の父に剣を届けてほしいと頼まれる。
で、そのロクスリーの妻が、
かのマリアン(ケイト・ブランシェット)だった、
と、こういう流れになっている」
----なんだか、できすぎた話だニャあ。
「うん。
これらはすべて元からある伝説なのか、
それともヘルゲランドによる創作なのか?
いずれにしろ、これは『ロビン・フッド ビギニング』。
伝説の始まりとして観るには、なかなか楽しめる。
ただ、これがシリーズ化されるとは思えないけどね」
----それはだれも最初から考えてニャいと思うよ。
「あらら」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「男の子は、だれもが憧れる英雄なのニャ」
※まるで分厚いステーキのような映画だ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
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※画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
やはり期待通りの迫力満点な戦闘シーンでしたね。
いまどきのようにやたらCGを使うのではなく、ガチンコに戦うかんじが、とっても良かったです。
でも、あまりロビン・フッドである必要を感じなかったような・・・?
ちょっと、駆け足気味に書いてしまいましたが、
充実した時間が過ごせた映画でした。
こういうどっしりと落ち着きはらった映画は安心して観られます。
ロビン・フッドのブーム(?)は、
忘れた頃にやってきますね。
それならケビン・コスナー版と比べることもなかったでしょうから。
流行とは言え、こんな古典キャラまでこの流れで作られるとは。
もっとも、ロビン・フッド物としては、異色ではありますが、これはなかなかの力作でした。
私は歴代ロビンの中で、ショーン・コネリーが演じた初老のロビンが好きだったりするので、この映画の泥臭いロビン像も結構ツボでした。
えいさん、お元気ですか?
ちょっぴり、お久しぶりです(^^;
さて、この作品ですが、いや~~私的には
ツボでしたし、作品堪能できました\(^O^)/
ロビンフッドはケビンのイメージが強く
当初、ラッセル?と思いましたが、これはこれでアリ(笑)、泥臭い?ロビンフッド、カッコ良かったです!
脚本はLA~のかただから、ストーリーも
良かったんですね^^ロビンフッドビギニング
面白かったです^^
そして迫力の合戦シーンも力が入りました!
好きな作品でした\(^O^)/
この映画、けっこう、みなさん
ケビン・コスナー版を引き合いに出されていますね。
それも昔の作品として…。
ケビン・コスナー版が生まれて、
話題になったのって、
そんなに古い気がしないだけに
ちょっと複雑。
ぼくはリアルタイムで観ていないにもかかわらず、
ロビン・フッドというと
エロール・フリンのイメージがあるんです。
なので、その後のロビンは
誰がやっても新解釈に見えてしまう。
でも、どんなキャラも
時代と共にリアルをまとわなければならなくなっちゃって。
いいことなのか悪いことなのか、
考え込んじゃいますね。
お久しぶりです。
この映画、
とにかく冒頭がわくわくさせてくれました。
まるで、その時代の中に投げ出されたかのよう。
その後の展開も楽しめましたが
最初のインパクトが強すぎて
少し平坦に感じてしまいました。
ただ、あたしはあまり「ロビン・フッド」自体
詳しいワケでもないので、なんつーか馴染みのある
キャラクターではあるので、とっつきやすさはあったけど、
かと言って凝り固まったイメージが出来上がる程でもないので、
ちょうどいい感じで楽しめたのかもしれません^^
いえいえ、ぼくだって
そう詳しいわけじゃないです。
イメージとしては
「緑のタイツ」。
でも、
これからは
そんなユルい映画、
あまり出てこないんだろうな。
一抹の寂しさを感じます。