(原題:Incendies)
----これは、スゴく
評判の高い作品だよね。
画像を観ていると、とてもカナダ・フランス製作には見えないけど…。
「そうだね。
タイトルもタイトルだし、
土っぽい感じがして
観る前は少し身構えたんだけど、
いやあ、これは壮絶なお話。
物語はこういうもの。
母親ナワル(ルブナ・アザバル)の遺言で
自分たちの父親と、
それまでその存在さえ知らなかった兄に手紙を渡すべく、
双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)は、
母親の生まれ故郷である、とある中東の国へ向う。
そこで、ふたりは
想像もしなかった母親の過酷な人生と、
そして衝撃の事実に向かい合うことになる」
----へぇ~っ。
そうやって聞くと、
なんてことないように思えるけど…。
「う~ん。
でも、そこで描かれる、そのふたつのことが、
あまりにも想像を絶するからね。
で、先に話を進めると、
この映画は、双子が住む現在と母親の時代を交互に描きながら
クライマックスへとたどり着く手法を取る」
----そこが映画的ってわけ?
「うん。
これって
レバノン出身の劇作家ワジ・ムアワッドの原作を映画化したらしいんだけど、
その元の芝居ってどうなっているんだろう?
空間の広がりと時間の構成、
そして、その事実が分かる時のキャメラ・アイなどを考えると、
映画用に書かれたとしか思えないほど、
映画として見せてくれるんだ。
その吸引力たるや、まずは観てみるべしだね。
もとより、原作ものだから、
この映画のストーリーを語っても
それは映画を語ることにはならない。
いったい、どのように映画として再構築したのか?
久しぶりにオリジナルの芝居を観たくなった映画だったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ほんとうに、衝撃的な話らしいのニャ」
※監督は『渦』のドゥニ・ヴィルヌーヴだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
----これは、スゴく
評判の高い作品だよね。
画像を観ていると、とてもカナダ・フランス製作には見えないけど…。
「そうだね。
タイトルもタイトルだし、
土っぽい感じがして
観る前は少し身構えたんだけど、
いやあ、これは壮絶なお話。
物語はこういうもの。
母親ナワル(ルブナ・アザバル)の遺言で
自分たちの父親と、
それまでその存在さえ知らなかった兄に手紙を渡すべく、
双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)は、
母親の生まれ故郷である、とある中東の国へ向う。
そこで、ふたりは
想像もしなかった母親の過酷な人生と、
そして衝撃の事実に向かい合うことになる」
----へぇ~っ。
そうやって聞くと、
なんてことないように思えるけど…。
「う~ん。
でも、そこで描かれる、そのふたつのことが、
あまりにも想像を絶するからね。
で、先に話を進めると、
この映画は、双子が住む現在と母親の時代を交互に描きながら
クライマックスへとたどり着く手法を取る」
----そこが映画的ってわけ?
「うん。
これって
レバノン出身の劇作家ワジ・ムアワッドの原作を映画化したらしいんだけど、
その元の芝居ってどうなっているんだろう?
空間の広がりと時間の構成、
そして、その事実が分かる時のキャメラ・アイなどを考えると、
映画用に書かれたとしか思えないほど、
映画として見せてくれるんだ。
その吸引力たるや、まずは観てみるべしだね。
もとより、原作ものだから、
この映画のストーリーを語っても
それは映画を語ることにはならない。
いったい、どのように映画として再構築したのか?
久しぶりにオリジナルの芝居を観たくなった映画だったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ほんとうに、衝撃的な話らしいのニャ」
※監督は『渦』のドゥニ・ヴィルヌーヴだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
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あの余りにも過酷な真相には本当に言葉を失いました。
にもかかわらず、この映画観てる人が本当に少ないんですよね・・・
予告編からして凄く面白そうなのに。
こういう映画がヒットしないのは残念です。
ギリシャ悲劇でさえもここまでは考えつかなかった…。
と、書いて、やはりこれは戯曲だなと…。
そのお芝居を映画的空間に仕上げたことに
ぼくは、いちばんの驚きを感じました。
まさかこんなラストを迎えるなんて・・・。
正月早々えらいもんを見たわ…って感じです。
確かに。
この<衝撃>、
お正月向きではないですね。
砂漠って思ってたけど、どちらかといったら土埃舞うって
いうほうが表現あっていたかなっと、後から思った次第です。
(あ、うたた寝の原因です(笑)
東京の映画友達が「サラの鍵」観たいと言ったところ
これと、「瞳は静かに」もセット鑑賞しなさいと指令を受けて
重い一日を過ごしましたっけ。
だから1週間も過ぎたのに今頃レビュー書いてるんですよね、、、
土ぼこりが目に入って眠れなかったはずでは?
『サラの鍵』とせっとというと、
あの方ですね。
『瞳は静かに』ですか…。
いやあ、それはまた重たい。
一週間なんていい方ですよ。
ぼくなんて、
ヒドイときは二ヶ月くらい経ってますから
(笑)。
三つ並んだかかとのタトゥーがまさかあんな風に絡んでくるとは・・・。
衝撃の余韻を引きずったままです。
あのタトゥー、舞台ではどうやって見せたんでしょうね。
ある意味、映画的なシークエンスだと思うのですが。