(原題:功夫之王 /英題:The Forbidden Kingdom)
----ふうん。
アメリカでの公開タイトルは
『The Forbidden Kingdom』。
それが『ドラゴン・キングダム』になっちゃうところが
いかにもって感じだニャあ。
「そう、いかにも。
竜なんてまったく出てこないのに…。
やはりカンフー=ドラゴンのイメージは
日本人には根強いんだろうね」
----主演はジャッキー・チェンとジェット・リーか…。
ジェット・リーは、もうこの手の映画には出ないのかと思っていた。
やはり、ジャッキーが相手ということがきいているのかニャあ。
「そうかもしれないね。
ファンにとっても、これは夢の組み合わせ。
オモシロいのは、それぞれが二役やっていること」
----へぇ~っ。二役?
いったいどんなお話ニャンだろう。
「いやあ。これがいかにもアメリカ的。
現代のボストンに住むアメリカ青年のジェイソン(マイケル・アンガラーノ)が、
ストリートギャングたちに脅されて
チャイナタウンの老主人オールド・ホップ(ジャッキー・チェン)が経営する
質屋を襲う手助けを強制される。
その襲撃によってホップは死亡し、
その死に際にジェイソンに如意棒を手渡す。
逃げるジェイソンはビルから墜落。
そして気がつくと、見たこともない風景が目の前に…」
----つまり中国に来ていたってワケ?
でも如意棒って…。もしかして孫悟空?
「ピンポン。
でもその前に話を先に進めて…。
ジェイソンがたどり着いたその世界は
悪の将軍ジェイド(コリン・チョウ)によって牛耳られていて、
彼は突如現われた黒い兵士たちに
ワケも分からないうちに襲われてしまう。
その時ジェイソンの前に陽気な酔っ払いが出現。
その男こそ、酔拳の達人ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)。
彼は世界を救うにはジェイド将軍によって
石に封じ込められてしまった
孫悟空(ジェット・リー)を解放するしかないと話す」
----ニャるほど、それで如意棒が関係してくるわけね。
あれっ、ジェット・リーのもう一つの役は?
「如意棒の秘密を知る謎の僧侶サイレント・モンクの役。
二人の指南の元、旅をしながら
蟷螂拳などカンフーの修行を始めるジェイソン。
そこにジェイド将軍が雇った凄腕の暗殺者、
白髪魔女(リー・ビンビン)が現われる!
ふうっ。ストーリーを語るとキリがないからここまで。
まあ、後はだれもが想像する通りのお話。
とは言え、酔拳のジャッキー、棒術のジェット・リー、
それぞれが過去に出演した映画のイメージを投影したこの役作りは、
それだけで観ていて楽しい。
しかも、見事に呼吸のあった二人の技の応酬。
最大の見どころはやはりここだね」
----そうか。これまでの映画の中ではお互いが
相手に苦労してたってワケか。
実力あるゆえの悩みだね。
「そういうこと。
後は、棚田を始めとする中国の風景、
そして岸壁と一体化したような寺院のセット、
さらには白髪魔女や孫悟空といった
中国伝奇ものの伝統の世界を楽しめば
それで、この映画は十分なんじゃないかな」
-----ニャるほど。
確か監督はアメリカ人だよね?
「うん。ロブ・ミンコフ。
ぼくは彼の作品では『スチュアート・リトル』が好きだったな」
----あれっ。
確か、あの映画は猫さんの扱いがヒドかった気がするけど…。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そうか、難しいこと言わなくてもいいんだニャ」
※よくある構成ではあるけれ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル/ダウンロードサイトより。
----ふうん。
アメリカでの公開タイトルは
『The Forbidden Kingdom』。
それが『ドラゴン・キングダム』になっちゃうところが
いかにもって感じだニャあ。
「そう、いかにも。
竜なんてまったく出てこないのに…。
やはりカンフー=ドラゴンのイメージは
日本人には根強いんだろうね」
----主演はジャッキー・チェンとジェット・リーか…。
ジェット・リーは、もうこの手の映画には出ないのかと思っていた。
やはり、ジャッキーが相手ということがきいているのかニャあ。
「そうかもしれないね。
ファンにとっても、これは夢の組み合わせ。
オモシロいのは、それぞれが二役やっていること」
----へぇ~っ。二役?
いったいどんなお話ニャンだろう。
「いやあ。これがいかにもアメリカ的。
現代のボストンに住むアメリカ青年のジェイソン(マイケル・アンガラーノ)が、
ストリートギャングたちに脅されて
チャイナタウンの老主人オールド・ホップ(ジャッキー・チェン)が経営する
質屋を襲う手助けを強制される。
その襲撃によってホップは死亡し、
その死に際にジェイソンに如意棒を手渡す。
逃げるジェイソンはビルから墜落。
そして気がつくと、見たこともない風景が目の前に…」
----つまり中国に来ていたってワケ?
でも如意棒って…。もしかして孫悟空?
「ピンポン。
でもその前に話を先に進めて…。
ジェイソンがたどり着いたその世界は
悪の将軍ジェイド(コリン・チョウ)によって牛耳られていて、
彼は突如現われた黒い兵士たちに
ワケも分からないうちに襲われてしまう。
その時ジェイソンの前に陽気な酔っ払いが出現。
その男こそ、酔拳の達人ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)。
彼は世界を救うにはジェイド将軍によって
石に封じ込められてしまった
孫悟空(ジェット・リー)を解放するしかないと話す」
----ニャるほど、それで如意棒が関係してくるわけね。
あれっ、ジェット・リーのもう一つの役は?
「如意棒の秘密を知る謎の僧侶サイレント・モンクの役。
二人の指南の元、旅をしながら
蟷螂拳などカンフーの修行を始めるジェイソン。
そこにジェイド将軍が雇った凄腕の暗殺者、
白髪魔女(リー・ビンビン)が現われる!
ふうっ。ストーリーを語るとキリがないからここまで。
まあ、後はだれもが想像する通りのお話。
とは言え、酔拳のジャッキー、棒術のジェット・リー、
それぞれが過去に出演した映画のイメージを投影したこの役作りは、
それだけで観ていて楽しい。
しかも、見事に呼吸のあった二人の技の応酬。
最大の見どころはやはりここだね」
----そうか。これまでの映画の中ではお互いが
相手に苦労してたってワケか。
実力あるゆえの悩みだね。
「そういうこと。
後は、棚田を始めとする中国の風景、
そして岸壁と一体化したような寺院のセット、
さらには白髪魔女や孫悟空といった
中国伝奇ものの伝統の世界を楽しめば
それで、この映画は十分なんじゃないかな」
-----ニャるほど。
確か監督はアメリカ人だよね?
「うん。ロブ・ミンコフ。
ぼくは彼の作品では『スチュアート・リトル』が好きだったな」
----あれっ。
確か、あの映画は猫さんの扱いがヒドかった気がするけど…。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そうか、難しいこと言わなくてもいいんだニャ」
※よくある構成ではあるけれ度
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※画像はアメリカ・オフィシャル/ダウンロードサイトより。
で、勘違いかも知れませんけど、導き出した答が“さては監督は単なる撮影担当”。
どうやら脚本を書いたジョン・フスコという人のウエイトが大きいように思えます。それでも、この人の映画人としての経歴は今回の映画とはかけ離れてて…。逆に言えば、こういうのがずっと作りたかったのかなとも思えます。
しかし一番気になるのはこのジョン・フスコの一番新しい仕事が、『七人の侍』リメイクの脚本だって事です!!
ありえない~~~!えいさん、なんか情報得てますか!?
ジョン・フスコ、不覚にも深くは(あれ?)
知りませんでした。
これを機会に調べてみたのですが、
確かに興味深いフィルモグラフィですね。
なるほど『七人の侍』リメイクですか。
チャン・ツィイーが出演すると噂されているヤツですね。
舞台は現代のタイとか…。
果たしてどんな作品なのでしょう?
ジャッキーとジェット・リーの絡み以外にも、色々なところに過去の香港映画を思わせるシーンがあって、懐かしかったです。
やはりこの手の映画は好きな人が作るのが一番ですね。
実はあんまり期待してなかったのですが、思ったよりも楽しめました。
このキャストで「西遊記」作って欲しいですね。
なるほど言われてみるとそっくりな気がします。
実は『スチュアート・リトル』の
1950年代を彷彿させる作りこまれた嘘っぽい世界が好きで、
その監督が手がけたと聞くと、
それだけで、この映画の中の<映画青年>ぶりを
信じたくなります。
役者も大切ですが
それを生かすのは監督だと、
改めて認識しました。
不思議です。夢のタッグ、対決それを見るだけでも
幸せな映画でした^^
しかもそれぞれに二役ですから、なおさら嬉しい♪
アクション映画ですが、だからと言ってストーリーがいいかげんと言うものではなくて、それなりに
楽しめた作品でした^^
嬉しい。でもなんとも不思議な顔合わせでしたね。
どちらもハリウッドで成功してはいますが、
役どころは正反対のイメージ。
同じ映画にこの二つの顔。
やはり不思議です。