(原題:THE WICKER MAN)
----この映画って1973年に一回作られているんだよね。
いわゆるリメイクってこと?
「う~ん。ティム・バートン版『猿の惑星』に倣って言えば
“リ・イマジネーション”ってことになるようだね」
----どんなお話ニャの?
「主人公はニコラス・ケイジ扮する白バイ警官のメイラス。
ある日、彼の元に
8年前に突然姿を消した婚約者ウィローから消印のない手紙が届く。
それによると彼女の娘ローワンが2週間前から失踪。
ウィローはメイラスにその捜索を依頼してきたというわけだ。
だがメイラスが向ったその島、サマーズアイルには…」
----ゴクッ。
「サマーズアイル、それは個人の私有地。
そこに住む閉鎖的な島民は彼に
『帰れ』とでも言わんばかりの冷たい視線を浴びせるばかりか、
みな一様に、ローワンなどと言う娘は存在しないと言う。
果たしてその謎は?
やがて衝撃の結末が彼を襲う!-----と、こういう内容だね」
----ふ~む。これは確かに最近では見かけないタイプの映画だニャあ。
「うん。70年代初期に名画座でよく味わった空気感。
それもそのはず、オリジナル脚本は
70年代に多くの脚本を書いたアンソニー・シェイファー。
彼の作品の中では、ぼくは『探偵/スルース』が好きだったな」
----アンソニー? ピーター・シェイファーならよく聞くけど…。
「あっ、アンソニーとピーターは双子の兄弟なんだ。
でも、先ほど<衝撃の結末>と言ったけど、
当時ならともかく、
いまの時代だともうこれは読めちゃうね」
----となると、その空気感だけど?
「実は冒頭に不思議なエピソードが…。
トラックが乗用車に激突!
その現場にたまたま居合わせたメイラス。
彼は燃え盛る車から少女を助けようとするんだけど失敗。
以来、それがトラウマとなって薬が手放せなくなっている。
だからと言って
この出来事がすべてメイラスの妄想かもしれないと観客に思い込ませるまでの
ミスリードの役割を果たしているわけではないけど…」。
----でも、ぼくならコロリ騙されるかもよ。
ビジュアル面はどうニャの?
ホラーだから、なんかやってくれそう。
「なぜかこの島は老人から子供まで異様な双子が多い。
そのことがこの島を、より歪に見せている。
それと特筆すべきはエレン・バースティンの出演。
この映画で製作も兼ねるニコラス・ケイジ同様、
オリジナルの大ファンだと言う彼女が奇怪なメイクで
島の持ち主シスター・サマーズアイルを喜々として演じているんだ。
他にも、懐かしいリリー・ソビエスキー(『ディープインパクト』)、
それにジェームズ・フランコがカメオ出演」
----へぇ~っ。豪華だニャあ。
「でもぼくはオリジナルが観たいなあ。
全裸の女性たちが青空の下で舞い踊ったり
誘惑ダンスをしたりするらしいよ」
----ニャんだそれ(笑)。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「で、タイトルの意味はニャにニャ?」
※いまどき珍しい映画だ度
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----この映画って1973年に一回作られているんだよね。
いわゆるリメイクってこと?
「う~ん。ティム・バートン版『猿の惑星』に倣って言えば
“リ・イマジネーション”ってことになるようだね」
----どんなお話ニャの?
「主人公はニコラス・ケイジ扮する白バイ警官のメイラス。
ある日、彼の元に
8年前に突然姿を消した婚約者ウィローから消印のない手紙が届く。
それによると彼女の娘ローワンが2週間前から失踪。
ウィローはメイラスにその捜索を依頼してきたというわけだ。
だがメイラスが向ったその島、サマーズアイルには…」
----ゴクッ。
「サマーズアイル、それは個人の私有地。
そこに住む閉鎖的な島民は彼に
『帰れ』とでも言わんばかりの冷たい視線を浴びせるばかりか、
みな一様に、ローワンなどと言う娘は存在しないと言う。
果たしてその謎は?
やがて衝撃の結末が彼を襲う!-----と、こういう内容だね」
----ふ~む。これは確かに最近では見かけないタイプの映画だニャあ。
「うん。70年代初期に名画座でよく味わった空気感。
それもそのはず、オリジナル脚本は
70年代に多くの脚本を書いたアンソニー・シェイファー。
彼の作品の中では、ぼくは『探偵/スルース』が好きだったな」
----アンソニー? ピーター・シェイファーならよく聞くけど…。
「あっ、アンソニーとピーターは双子の兄弟なんだ。
でも、先ほど<衝撃の結末>と言ったけど、
当時ならともかく、
いまの時代だともうこれは読めちゃうね」
----となると、その空気感だけど?
「実は冒頭に不思議なエピソードが…。
トラックが乗用車に激突!
その現場にたまたま居合わせたメイラス。
彼は燃え盛る車から少女を助けようとするんだけど失敗。
以来、それがトラウマとなって薬が手放せなくなっている。
だからと言って
この出来事がすべてメイラスの妄想かもしれないと観客に思い込ませるまでの
ミスリードの役割を果たしているわけではないけど…」。
----でも、ぼくならコロリ騙されるかもよ。
ビジュアル面はどうニャの?
ホラーだから、なんかやってくれそう。
「なぜかこの島は老人から子供まで異様な双子が多い。
そのことがこの島を、より歪に見せている。
それと特筆すべきはエレン・バースティンの出演。
この映画で製作も兼ねるニコラス・ケイジ同様、
オリジナルの大ファンだと言う彼女が奇怪なメイクで
島の持ち主シスター・サマーズアイルを喜々として演じているんだ。
他にも、懐かしいリリー・ソビエスキー(『ディープインパクト』)、
それにジェームズ・フランコがカメオ出演」
----へぇ~っ。豪華だニャあ。
「でもぼくはオリジナルが観たいなあ。
全裸の女性たちが青空の下で舞い踊ったり
誘惑ダンスをしたりするらしいよ」
----ニャんだそれ(笑)。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「で、タイトルの意味はニャにニャ?」
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この映画、わたしもオリジナル観てないんですけど
女性の裸踊りなんてあるんですね~。
興味深いかも
これ、ラストが確かに衝撃でした、救いようがないんですもん☆
でもハッピーエンドよりいいかな。
トロントの映画館で深夜2時くらいに観たのでかなりあやしい雰囲気に拍車がかかりました(笑)
そう、裸踊り。
まるで石井輝男の時代劇ポルノ。
そっちの方も観てみたいです(笑)。
『探偵/スルース』は傑作!
ぼくはマイケル・ケインと言うと
真っ先にこの映画を思い出します。