----ニャんなの。ナチョ・リブレって?
「うん。それにはまず、ルチャ・リブレという言葉から説明しなくてはならない。
このルチャ・リブレとはメキシコ独特のプロレス。
ルチャとは自由、リブレとは戦い。
つまり<自由への戦い>という意味がこれにはある。
また、レスラーのことはルチャ=ドールと呼び、
彼らの多くはマスクを付けている。
試合は覆面や髪の毛を賭けて戦うことが多く、
マスクを守るため、ひいては己の正体を守るためなら、
どんなことでもする」
----どんなことでも?
「なんと棍棒代わりに使われる小人レスラーもいるらしい。
さて、ここまではプレスに載っているメキシコのプロレス、
ルチャ・リブレの要約。
そろそろ映画の話に移るとしよう。
この映画の主人公はナチョ。
つまりタイトルの意味は
<自由へのナチョ>ということになるかな」
----そのナチョをジャック・ブラックが演じているわけだね。
「うん。彼の設定は修道院の中で育てられた孤児。
子供の頃から
ルチャ・リブレに入れ込んでいるナチョだが、
修道院の老僧たちはこのルチャ・リブレを忌み嫌い、タブー扱い。
成長してからの彼は修道院の料理番を務めている。
ところが修道院にはお金がなくマトモな食材を買うことができない。
そんな中、彼は新しくやってきたシスター・エンカルナシオンに一目惚れ。
子供たちにおいしい食事を食べさせるため、
そして愛しいシスターに自分の男らしさを示すため、
ナチョは覆面を被り
ルチャ・リブレ大会に出場する……というお話だ」
----ふうん。お話だけ聞くとニャんだかありふれているね。
「確かに。ところがジャック・ブラックを主人公に据え、
赤茶けたメキシコの地に配置したことで、
このありふれた“はずの”映画は
単なるスポーツ・コメディの枠を超えた
独創的なスタイルのラテン・ムービーとなった」
----ジャック・ブラックって
『スクール・オブ・ロック』が印象に残っているけど
プロレスもできたの?
「あの映画は、ロックがモチーフ。
タナイシャスDというバンドで音楽活動を行うなど、
ミュージシャンの顔も持つジャック・ブラックにとってはピッタリの企画だった。
ところが、スポーツ映画にはこれまで出演したことがなく、
この作品のため特訓を重ねたらしい」
----へ~。それでも彼をキャスティングしたのにはわけがあるの?
だって、マスクで顔がほとんど見えないわけでしょ?
「確かにそう思っても仕方がないよね。
あのだぶついた贅肉のおなかで
身体にぴたりと張り付いたユニタードを着用するんだから……。
でも、マスクを被せても目と眉で演技ができるなんてのは、
ジャック・ブラック以外に考えられない。
映画のテイストも彼がキャスティングされたことで決まったのじゃないかな。
蜂の巣をボールにして身体にぶつけたり、
闘牛相手に戦ったりと、そのトレーニングも異様。
大御所ダニー・エルフマンを起用しているにもかかわらず、
感動系からわざとはずした(としか思えない)音楽も笑える。
それでいながら、クライマックスの戦いは
ジ~ンとさせてくれるんだから憎い。
気づいたら顔が綻んでいる……
こう言う映画はやはり幸せだね。
あっ、監督は『バス男』で注目のジャレッド・ヘスだよ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ジャック・ブラック、くるかもニャ」
※JB、身体に似合わず可愛い目だ度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャルサイトの壁紙です。
「うん。それにはまず、ルチャ・リブレという言葉から説明しなくてはならない。
このルチャ・リブレとはメキシコ独特のプロレス。
ルチャとは自由、リブレとは戦い。
つまり<自由への戦い>という意味がこれにはある。
また、レスラーのことはルチャ=ドールと呼び、
彼らの多くはマスクを付けている。
試合は覆面や髪の毛を賭けて戦うことが多く、
マスクを守るため、ひいては己の正体を守るためなら、
どんなことでもする」
----どんなことでも?
「なんと棍棒代わりに使われる小人レスラーもいるらしい。
さて、ここまではプレスに載っているメキシコのプロレス、
ルチャ・リブレの要約。
そろそろ映画の話に移るとしよう。
この映画の主人公はナチョ。
つまりタイトルの意味は
<自由へのナチョ>ということになるかな」
----そのナチョをジャック・ブラックが演じているわけだね。
「うん。彼の設定は修道院の中で育てられた孤児。
子供の頃から
ルチャ・リブレに入れ込んでいるナチョだが、
修道院の老僧たちはこのルチャ・リブレを忌み嫌い、タブー扱い。
成長してからの彼は修道院の料理番を務めている。
ところが修道院にはお金がなくマトモな食材を買うことができない。
そんな中、彼は新しくやってきたシスター・エンカルナシオンに一目惚れ。
子供たちにおいしい食事を食べさせるため、
そして愛しいシスターに自分の男らしさを示すため、
ナチョは覆面を被り
ルチャ・リブレ大会に出場する……というお話だ」
----ふうん。お話だけ聞くとニャんだかありふれているね。
「確かに。ところがジャック・ブラックを主人公に据え、
赤茶けたメキシコの地に配置したことで、
このありふれた“はずの”映画は
単なるスポーツ・コメディの枠を超えた
独創的なスタイルのラテン・ムービーとなった」
----ジャック・ブラックって
『スクール・オブ・ロック』が印象に残っているけど
プロレスもできたの?
「あの映画は、ロックがモチーフ。
タナイシャスDというバンドで音楽活動を行うなど、
ミュージシャンの顔も持つジャック・ブラックにとってはピッタリの企画だった。
ところが、スポーツ映画にはこれまで出演したことがなく、
この作品のため特訓を重ねたらしい」
----へ~。それでも彼をキャスティングしたのにはわけがあるの?
だって、マスクで顔がほとんど見えないわけでしょ?
「確かにそう思っても仕方がないよね。
あのだぶついた贅肉のおなかで
身体にぴたりと張り付いたユニタードを着用するんだから……。
でも、マスクを被せても目と眉で演技ができるなんてのは、
ジャック・ブラック以外に考えられない。
映画のテイストも彼がキャスティングされたことで決まったのじゃないかな。
蜂の巣をボールにして身体にぶつけたり、
闘牛相手に戦ったりと、そのトレーニングも異様。
大御所ダニー・エルフマンを起用しているにもかかわらず、
感動系からわざとはずした(としか思えない)音楽も笑える。
それでいながら、クライマックスの戦いは
ジ~ンとさせてくれるんだから憎い。
気づいたら顔が綻んでいる……
こう言う映画はやはり幸せだね。
あっ、監督は『バス男』で注目のジャレッド・ヘスだよ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ジャック・ブラック、くるかもニャ」
※JB、身体に似合わず可愛い目だ度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャルサイトの壁紙です。
JBやっぱり最高です~
内容的には「ナポレオンダイナマイト」の方がスキですけど、、、、♪
あのぷよぷよのからだがまたいいんですよね
(しょうもないコメントになっちゃいました)
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。
この作品は、ジャック・ブラックさんの存在を楽しむ仕上がりにはなっていたと感じました。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
『ナポレオンダイナマイト』評判いいですよね。
これはなんとかして観なくては…。
■たろさん
ジャック・ブラック、アクが強いですよね。
作品によっては、そのアクが受け入れないこともありますが、
この映画はけっこうハマれました。
「ナポレオンダイナマイト」
かなり、ゆるーいです。
好きずきにかなり分かれるかもしれません
でもわたしはすごくツボにきちゃって9
くらい (笑
「バス男」なんてへんなタイトルついちゃいましたが
DVDも980円で売ってます
是非観て下さい~☆えいさんの感想も聞きたいです
プロレスのことはよくわかりませんが、
ジャックブラックありきの映画でしたね
あのおなかはずっとあのままでいてもらいたい♪
私もナポレオン見てないので見なくては!
あと、スクールオブロックも見返したくなりました
やはり未公開。
それも『電車男』にあやかって
付けられたタイトルなんですね。
なるほどフォックスの
2枚で1,990円キャンペーン対象作品ですか。
何と組み合わせようかな?
ジャック・ブラック、その新作には
ケイト・ウィンスレット共演のものまであるとか。
次は、どんな腹芸(?)を見せてくれるのか、
今後も目が離せないですね。
私は9月の中頃、飛行機の上映で見ましたよ!
ナチョ!!マジでサイコーー^^
日本に帰ってきてすぐ公開してるのかなと思い、
親、友達一同にかなりのお薦め!!って言って回って
たのに、全然公開にならず、11月公開って最近
知ったところです!
あんな小さいスクリーンでも感動&笑激をうけたのは
初めて!!
おかげで全然眠れなかったもん^^思い出し笑いして
あと、イングットカンパニーもとても
面白かったですよんーーー^^
ナチョと一緒にやってたのでつい思い出し・・・。
コメント欄を探したのですが
見当たらなかったからカキコみました^^w
では
はじめまして。
ジャック・ブラック、最高に笑えますよね。
あのおなかなんて、日本人だったらすぐに絵を描いてしまいそう。
『イングッドカンパニー』ですか?
DVDにはなっているけど、
日本で劇場公開されたのかな?